白蟻のすむ本棚

シロアリです!!!!!!!!

11/12 第4回ポ21タ杯シングル

 こんにちは、シロアリです。今回参加したのは、こしむさん(@55koshimu)主催、第4回ポ21タ杯のシングルバトル仲間大会です。前日のガラル・オブ・フィナーレで大敗を喫してしまったので、今回はバイト中にしっかりと数時間かけて考察して臨みました。

ルール

考察過程

 前回大会で馬鹿みたいに負けた理由として、

 ・勝ち筋を明確に想定できていなかったこと

 ・基本選出を決められていなかったこと

の二つが挙げられる。そこで、一つ核となる構築の動きを決めてから構築を組み始めることにした。

 前日の大会の後、ポ1鯖で開かれたミニ反省会で、とうふさん(@TOFU___poke)の遺志を継いでドサイドンを軸に構築を組むことになった。ドサイドンを使用するにあたって、起点作成型では差別化しづらい(上位互換が考えられる)と考え、エースとしての採用をすることになり、以前ランクマで使用していた弱点保険型の個体をラムの実に取り替えて採用した。

 ドサイドンを通す上では、剣の舞を積んで無双するか、相手のポケモン全体を疲弊させて圏内に入れるかの二つが強力な勝ち筋であり、対面的な選出・サイクル寄りの選出の2パターンを可能にするような構築を組めるよう心掛けて取り巻きを考えることにした。

 

(a)対面的な選出

 直線的な構築を組む際に、ドサイドンのネックになるのはその素早さの低さであるが、採用個体がかなり素早さを伸ばしたものだったので、トリックルーム展開よりは追い風展開や相手のSを下げる展開が好ましい。追い風役として、飛んでくる岩技や炎技、電気技に対してドサイドンが強く出れるという相性補完も加味し、フリーザを採用した。

 ここで、フリーザーはこおり・ひこうタイプであるので、ハラtheニクさん(@haratheniku)の分身であることに気付き、どうせならミニ反省会の場にいた人の嫁をコンプリートしようと考え、アスタチン(@AstKuni)を採用した。左上に配置し、ドサイドンの天敵になりうるカバルドンラグラージの選出抑制になることも少し期待した。

 

(b)サイクル寄りの選出

 相手を疲弊させるのが目的である以上、受け切ることは重要ではないので、受け気質のサイクルではなく、攻撃的なサイクルを組みたいと考えた。一体目には、ドサイドンに飛んでくる水技・草技に強く出られて、ステルスロックで削りをいれることができるナットレイを採用した。行動保証の面から、耐久指数の高いHD型にした。

 ナットドサイのサイクルでは格闘の一貫が強いので、環境に存在する格闘タイプのウーラオスの一致技を全て半減で受けることが可能なカプ・レヒレを採用した。ウーラオスの上から殴りたかったので、拘りスカーフを巻いた。サイクルで戦おうと思った場合の基本選出はレヒレナットドサイになる。

 

 以上(a),(b)を組み、問題点として「ドサイドンが通らない相手に何もできない」「ガラルヤドキングテッカグヤが重すぎる」という2点が考え付いた。そこで、フリーザーに命の珠を持たせてサブのエースに据え、補完枠として悪打点持ちのガオガエンを採用した。(メテオビームカグヤは当時の自分の頭には無かった)

 

使用PT

 歪だが、プレイング次第で幅広く戦えそうな構築になった。個人的には、タイプ被りが一つも存在せず、それぞれ無効タイプを一つずつ持っているのが高得点。見た目的にも、画面がカラフルでテンションが上がる。

個別解説

チラチーノ@気合の襷

テクニシャン 150-147(252)-80-×-81(4)-183(252)

トリプルアクセル タネマシンガン 電磁波 甘える

 

 起点作成ポケ。育成済みのチラチーノは剣盾通算6体いるのに全員ASなのは芸がないと自分に感じ始めている。

 

ドサイドン@ラムの実

ハードロック 213(180)-187(76)-151(4)-×-76(4)-91(244)

ロックブラスト 地震 炎のパンチ 剣の舞

 

 なんか実数値調べたらめっちゃS振ってあったドサイドン。多分どこかしらの調整をパクってきたものと思われる。構築内で唯一サンダーに有利。

 

フリーザー@命の珠

プレッシャー 165-×-121(4)-147(252)-145-150(252)

吹雪 暴風 原子の力 追い風

 

 ポリゴン2を押していけるほどの火力を出せるダイジェッター。数値は強いがタイプが弱すぎる。S101族とかにサイレント修正しても文句言われなさそう。

 

ガオガエン@オボンの実

威嚇 202(252)-135-156(252)-×-111(4)-80

フレアドライブ DDラリアット 鬼火 捨て台詞

 

 物理受けのクッション。有限回のサイクルで相手を疲弊させるというコンセプトにはぴったりのポケモン

 

ナットレイ@食べ残し

鉄の棘 181(252)-114-167(4)-×-168(252)-40

ジャイロボール 宿木の種 ステルスロック 守る

 

 ステロ撒き。なんなら数サイクル目にはウーラオスに投げて鉄の棘触らせに行くのも面白そう。

 

カプ・レヒレ@拘りスカーフ

ミストメイカー 145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)

波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック

 

 スカトリ持ちのレヒレのテンプレ。このポケモンにはここぞというときにひっそりと活躍する必殺仕事人のイメージがある。

 

 

結果・感想

 9勝6敗という結果になりました。序盤負け越したのが痛い結果になりましたが、逆に言うと構築を把握してからは勝てるようになったということでもあるので、比較的いい構築が組めたのではなかろうかと思っています。サイクル戦をがっつりして勝ったような試合もあったり、TOD展開もあったりして、お腹いっぱいの大会になりました。剣盾で恐らく最後の仲間大会でこの結果というのは、自分の今の実力をそのまま反映しているような気がします。更なる進化をして、厳密なプレイング力を身につけたいと強く感じました。