【pjcs第3回使用構築】リュウと浮いている鋼は強い【瞬間最高1776、だったはずなのに...】

 シロアリです!!!!!!!!!あまりにも悔しいので、文章にぶつけます!!!!!!!何が悔しいのかというと、pjcs第3回で、ボーダーまで乗せたはずのレートを、ドブに捨てたことです!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 何があったのか時系列に沿ってまとめます。

 

①WCSが横浜開催!?これはダブル頑張らざるを得ない!!!

②第1回予選、第2回予選でボコボコにされる

③3度目の正直!!第3回予選はめちゃめちゃ調子も構築もいいぞ!!(2日目時点で24-6)

④1776!!これはシロアリダブル勢として開花か!!??←調子に乗っている

⑤もう一戦...(負け)

⑥ ⑤を繰り返す

 

 こうです。何と馬鹿なことをしたんだとお読みの方は思うでしょう。今の僕も思っています。しかし、相談できるダブル勢の友達がいない、そしてダブルの大会への造詣もない、さらには徹夜明けで脳が働いていない状態の僕には、保存というたった二文字の画期的なアイデアが浮かばなかったのです。

 

 励ましてください...

 

 とまあ、恨み節はここまでにして、とりあえずいい結果であったことには違いないので、構築とそこに至るまでの経緯を書きます。このブログをここまで読んでくださっている方々に言うのも何ですが、これは構築記事ではなく、構築に悩む一人の弱小ポケ勢の日記のようなものです。自分で見返して振り返るためのものですので、悪しからず。

 

 

 

 

第1回予選、第2回予選の総括

第1回予選

サークルの新歓とモロ被りだったので、練習もできずぶっつけ本番で挑みました。ハバタクカミが異常に多いと言うことだったので、それをぶっ潰すルートを複数持てる構築を作ることをコンセプトに構築を作りました。並びは下の通りです。

 

・パオの礫+カイリューの珠アクジェ

・Sブースト鋼ツキのアイへ

・チョッキ毒キバの何かしらの攻撃

 

の3通りのハバカミ初見殺しルートを作って挑みましたが、結果は16-19、レート1449の惨敗。ツキが性格変更忘れでA↑型になっていたとか色々ミスはあったものの、単純に練習も考察も足りなかったという事実が明らかになるだけの結果でした。

 

第2回予選

ダブルバトルが楽しかったのもあって、新歓期間中だったが多少無理して時間を作りました。(新入生にダブル勢がいるのもモチベーションになった)

ぽけっち同期の 海底(@poke_haitei) から「弱保ディンルーが(シングルで)強い」という話を聞き、味方殴りで能動的に起動できるダブルではより強そうだと思ってそれを軸に構築を組むことにしました。前回予選でアーマーガア+ディンルーの並びで結果を残された方がいらっしゃっため、その偽装にもなるかなと思って味方殴り役には追い風+蜻蛉ができるアーマーガアを用意しました。そこから色々あって完成した構築がこちら。

 

 

初手にディンルー+(ガアorタクン)を投げて粉砕する構築です。試運転も15戦ほどは行ってまあまあ感触のいい構築になったんですが、結果は22-14の1604。一度1650までは触れることができたものの、寿司に勝てない、コノヨザルが重すぎるなど、構築の欠陥が多いことに気付かされました。(あともちろんプレイングは雑魚

 

考察

弱保ディンルーの初見殺し性能やアーマーガアの環境への刺さりは強いと感じていたので、この2体は残す方針で考え始めました。削れたアーマーガアを裏から再展開して活躍させるのは難しく感じていたのと、コノヨザル・モロバレルへの遂行速度の上昇を望んで 蜻蛉→ブレバ に変更。カミイーユイの初手にはディンルーが強いのにアーマーガアがテラスを強要されるのは流石に弱いと思って持ち物をオッカの実にしました。

 

裏4体に求める要素は

・ディンルーを出せない時の強い勝ち筋

・寿司の明確な対策

だったのですが、あまり思いつかないままpjcs前日を迎えることになりました。

 

pjcs前日、ぽけっちの会誌印刷の作業があり、同期数人とご飯を食べに行く機会がありました。僕と同じくpjcsに挑戦していた はず(@hzhz373) に持っていく構築を相談したところ、コノヨザルが化け物だという見解が一致し、トリル+コノヨバレルという軸を教えてもらいました。トリル下のバレルはラム鋼テラスタルを考慮しなければほとんどの寿司に圧倒的に強く出れるので、求める条件には完全に合っていました。感謝。

 

しかし、家に帰って構築案をノートに書き出しているうちに、トリル役を誰にしても構築のパワーが足りなそうという結論になり、トリルを諦めてコノヨバレルという並びだけを残すことにしました。この4体ではまだ素早さが足りないので、それを補うコノヨの相方として電磁波を先制で入れられるオーロンゲを採用しました。

 

バレルよりロンゲ相方の方がトリルを貼らない場合は戦いやすい上、壁を張ると弱保ともシナジーがあることから、ディンルーアマガロンゲコノヨを基本選出とすることにしました。

 

チオンジェンや欠伸寿司に初見殺しする補完枠+特殊アタッカー枠として、身代わり瞑想のエナジーハバタクカミを採用しました。

 

構築

個別解説

ディンルー@弱点保険

災いの器 草テラス

251(164)-178(252)-146(4)-×-103(20)-74(68)

 調整意図:A特化、追い風下準速ウィンディ抜き、余りHBD振り分け

地震 地団駄 岩雪崩 守る

 

 種族値の大切さを教えてくれるポケモン地震や岩雪崩で相手を削れるだけ削って裏に繋ぐのが役割ですが、+1ダブルダメージ地震でまあまあ耐久に振ったウインディを落とせるなど並外れた破壊力を持っているので、一匹で試合を決めてしまうことも多くて良かったです。

 チョッキ型が多く環境にいる中で守るは読まれにくいのか、アーマーガアの体力を残したまま追い風守るが決まることが多く、EASY WIN も多くありました。草テラスはモロバレルのキノコの胞子を1ターン透かす為の採用で、イルカマンに強めなのも偉いポイントでした。

 

アーマーガア@オッカの実

ミラーアーマー 毒テラス

205(252)-107-125-×-133(124)-104(132)

 調整意図:追い風下最速テツノツツミ抜き、余りHD

アイアンヘッド ブレイブバード ボディプレス 追い風

 

 ディンルーの相方。基本的には追い風を起動できたら一番通る攻撃を積極的に打って削るだけで無難に強かったです。耐久に余り振っていない眼鏡カミはアイアンヘッドで落とせることがある(H4なら確定)ぐらいの火力はある上、ブレイブバードは威力120の技なので、不意のブレイブバードで舐めた相手を6割ぐらい削ってディンルーで倒すみたいな動きが本当に最強でした。あとアイへ怯みが無限に強いです。

 

オーロンゲ@光の粘土

悪戯心 毒テラス

202(252)-140-128(252)-×-96(4)-80

 調整意図:特にないHB特化、HDの方が強かったかも

電磁波 ソウルクラッシュ リフレクター 光の壁

 

 万能サポーターとしてほとんどの試合に投げることができました。弱点保険ディンルーとの相性も悪くないので、ディンルーオーロンゲ初手のような投げ方をすることもありました。追い風だけでは抜けない相手を追い風+電磁波で抜いて上からディンルーの技を打ったり、ソウルクラッシュで特殊アタッカーに削りを入れつつコノヨザルの餌にしたり、とにかくどの技も強くて使いやすかったです。

 

コノヨザル@食べ残し

負けん気 炎テラス

217(252)-136(4)-144(244)-×-111(4)-111(4)

 調整意図:ビルドの為にAB偶数調整のみしたHB

憤怒の拳 ドレインパンチ ビルドアップ 守る

 

 生半可な技しか打てない構築を全て破壊する耐久特化コノヨザル。詰め性能が鬼高いです。地割れディンルーや特殊アタッカー全般が若干苦手なものの、それらにディンルーがかなり強く、無理やり相手を削ることができるので、後発壁コノヨで相手が詰む展開が作りやすかったです。モロバレルを絡めたサイクル選出を行う際も、耐久振りのおかげで信頼して出せる場面が多く、精神衛生上良かったです。

 炎テラスは鬼火対策とフェアリー耐性を買って採用しましたが、ウィンディにかなり強くて良かったです。負けん気は諸説。

 

モロバレル@ゴツゴツメット

再生力 妖テラス

221(252)-×-134(252)-105-101(4)-50

キノコの胞子 クリアスモッグ 怒りの粉 花粉団子

 

 選出率はそんなに高くないですが、サイクル選出や対寿司、イルカマンで選出し、しっかり仕事をしてくれました。寿司やイルカマンをどうしても速く倒したかったので持ち物はゴツメ、ドヤ顔草テラバが嫌いすぎてフェアリーテラスで採用しました。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

古代活性 水テラス

131(4)-×-103(220)-171(224)-157(12)-191(148)

 調整意図:Bに厚いものを使いたいとしか思ってなかったのでシグマさんの瞑想痛み分けのやつをパクりました。多分Hに振り分けた方が硬い(元記事は痛み分け採用)

ムーンフォース シャドーボール 瞑想 身代わり

 

 コノヨが出せない時の詰ませエースとして採用しました。身代わり+瞑想でチオンジェン絡みに圧倒的に強く、このポケモン一体で詰んでいる選出をされることも多かったです。オーロンゲがあまりにも弱そうな時はコノヨザルと並べて後発で出すこともありました。

 出した試合数自体は少ないですが確実と言っていいほどに活躍していたので、もっと信頼できていればさらに良い結果を得られたかもしれませんが、使いこなすのはめちゃくちゃ難しいと思います。僕は無理でした。

 

 

並び、基本選出

並び

黒でまとまっていて格好良い並びです。

 

基本選出

 追い風展開から壁展開にシフトしていく対面的な選出。毒菱や寿司などでなければほとんどこう投げていたので、3分の2くらいがこれ。テラスはディンルーかコノヨかどちらかに切ります。初手は追い風を打ちたい時は守る追い風or地震追い風、そうでない時(アマガが2行動できそうな時など)は地震アイへなどで雑に削っていくようにしていました。

 

対毒菱

or

 キラフロルをアイへ地震などで迅速に処理し、毒がエースに入る展開を拒否します。チオンジェンがいればカミを出すことが多かったです。テラスはほぼディンルーに切っていました。宿木や胞子がほぼ通らないようにすればチオンジェンやモロバレルを逆に詰ませられる上、なんなら花粉団子でディンルーの弱保を優しく起動してくれれば爆アドです。

対寿司

 相手を雑にコノヨで削りながらウェーブタックルをモロバレルで受けることを目指します。電磁波や胞子、怒りの粉でサポートしてカミの身代わりを残しながらヘイラッシャを突破できたりすると大体勝てます。テラスはカミに切ります。予選での雨寿司or波乗り寿司への勝率は100%で、かなり勝率を盛れました。

 

実際どういう感じだったのか

5/4 会誌印刷+考察

 考察に結構行き詰まっていたので、所属しているポケモンサークルの会誌を印刷しに駒場キャンパスに昼頃から出向き、作業をしました。弱保ディンルーの天啓をくれた海底や当時一緒にpjcs予選を走っていたはずがいたので、ポケモンの話をかなりしました。新歓のお疲れ様会も兼ねて夕食を食べに行った際に、コノヨザルがめちゃくちゃ強いという話になり、イッカネズミの味方袋叩きの他にも、モロバレルの味方タネマシンガンによる憤怒スタック溜めの方法もあるという話を聞いて、耐久にガッツリ振って素早さを捨て、トリルに組み合わせるコノヨザルが強そうという話をしました。また、構築全体で対策必須の並びとして、パオカイ、カミイーユイ、ノオーツツミ、バンギルガンの4つが主に上がりました。

 22時ごろに家に帰って真剣な考察を始めました。現状、上の4つの並びに対してアマガディンルーは

 ・パオカイ:タイプ上アマガがかなり強く、守る+追い風がかなり安定

 ・カミイーユイ:イーユイの草テラバやカミの眼鏡ムンフォがきついが、基本的には有利

 ・ノオーツツミ:凍らなければかなりの削りを遂行できる

 ・バンギルガン:タイプ上ガン有利。バンギのテラスを弱く切らせることも可能

とかなり強く戦えます。この中でやばいのはカミイーユイにタイミングを合わせられてディンルーが何もできずに突破される場合、ノオーツツミに凍らされた場合の二つです。

 これらに対抗できる手段として、話に上がっていたコノヨザルを炎テラスで採用することを決めました。これに加えて、追い風軸で採用する場合、トリル枠を4枠目に加えるのは基本選出として微妙なので、電磁波でコノヨザルの素早さを実質4倍にできるオーロンゲを採用しました。4振りのコノヨザルがエナジーツツミやカミを抜けるようになるのは大分上の問題を解決できるように感じました。

 また、初手に物理2匹を投げる関係で、キラフロルの毒菱展開を拒否しようとするとかなり苦しい立ち回りを強いられると感じたので、毒菱がコノヨザルに入るのを阻止しようという意味でもモロバレルをそのまま採用しようと決めました。軸の都合上コノヨザルの下から動くので、タネマシンガンは不採用にしました。

 最後に、技のダメージではなく変化技で削る宿木チオンジェンや波乗り寿司のような流行している並びに勝てないと思い、朝3時くらいに水テラス瞑想カミを思いつき、採用しました。それまでは本当にトリルを6枠目に採用しようと構築のバランスに四苦八苦していたので、天啓のように思えました。その時点でかなり脳が疲弊していたので、ボックスにいた瞑想痛み分けの水カミを技だけ変えて構築に入れ、エントリーして就寝しました。

5/5 PJCS予選初日

 4時過ぎに長い1日を終えた僕は、昼過ぎに起きて、翌日の対戦オフ「雷撃」に向けての構築を完成させた後、夜になってから潜り始めました。22時から0時半までに9戦潜り(7-2)、仮眠を4時間ほど摂ると、不思議と頭が冴えていたので、初日分の残りの6戦を家から出るまでに一気に消費しました。(5-1)

5/6 雷撃、ボルトチェンジエレキフィールド下でも寝れる男

 初日12-3とかなり気分が良く、ウキウキで雷撃に向かいました。ハバタクカミの欄で少し触れたシグマさんをはじめとする有名強者の方々を多くお見かけすることができてテンションが上がりました。ポケサーでいうと、とんぽけのとうふくんやぽけっちのらいのくんと会うことができました。たなけーさんとも挨拶できて良かったです。

 悲しいことに、雷撃は1-4でドロップとなりました。かなり脳が疲れていたのもあって、昼をらいのくんと話しながら食べた後、すぐに帰宅しました。雷撃の余韻冷めやらぬままの帰宅でしたが、家に帰ると即まどろみに沈みました。

 夜起きると、ポ2のDiscordでコードネームが行われていたので、軽い夜ご飯を食べてから参加しました。深夜1:30くらいにゲームを終えた後、雑談の流れで2:30くらいからpjcs予選の配信を敢行しました。8戦行い、5-3でした。岩雪崩両怯みや吹雪両凍りなどがあり、かなり運が悪い中だったので、そんな下振れの中でも5勝もぎ取ってくれたコノヨザルには感謝です。(確かポ2の配信ではコノヨザルに全幅の信頼を置いていた記憶があります。)

5/7 社不は社不。改善すべき

 そのまま朝まで通話は続き、その場のノリで社不マックオフを行うことになりました。社不マックオフとは、今考えてもその趣旨は意味不明ですが、徹夜して、その明けにマックでエンカウントするという、それだけのものです。

 解散後、会誌印刷の残りを行う予定が元々入っていたので、家で数戦してから集合の11時に間に合うように家を出ました。11時になってもぽけっちメンバーが僕しかいなく作業を始められないという状態の中、ユニくんが数分後に来てくれたので、2戦だけ部室で配信を行いました。下のツイートはその2戦を終えた瞬間のもので、これが瞬間最高順位でした。

 会誌印刷・製本の作業を4時間ほどした後、みんなの前で配信を行いました。最初の2戦は勝利しましたが、そこから2連敗。最高レートの1776はこの2連勝のときに記録したものです。

 2連敗の時には若干下振れを引いていたのもあって、連敗の流れを経とうと次の対戦に潜った時、悲劇が起きました。対戦の序盤、確か2ターン目に、スマホの充電が切れてテザリング切断となってしまったのです。これで心が折れ、一旦落ち着いてから続きを潜ろうと帰宅しました。

 帰宅後も、悪い流れを断ち切ることができず、結果的にはレート1703の着地となりました。練習した別の構築でエントリーだけしていたサブロムを試すも、なかなか勝てず、レート1645、25戦ほどを消化した時点で諦めました。

 失意の中就寝し、僕のpjcs予選は終わりを告げました。

総括

 結果としてみれば、レートを保存していれば予選抜けは望めたので、ただ愚かなことをした人間です。要因としても、徹夜・作業明けの集中力の低い状態や最良ではない環境で潜ったということは自分のせいに他なりません。これを糧として、次の機会に活かせたら良いなと思います。でも、人生の中でもトップクラスに充実したGWになったと思うので、経験としてはとても良いものになりました。というか、良いものじゃなければこんな長々書きません。楽しかったのでこういう公式大会には今後も積極的に参加したいです。

 

【SV:S1使用構築】毒塩擬似呪い軸【最終3520位/1962】

 こんにちは、シロアリです。結果は最終3520位と散々だったんですが、ブログの趣旨に即してSVシーズン1の構築メモを残します。

使用PT

コンセプト

・好きなことをする

考察経緯

 せっかくのシーズン1なので、好きな構築を組んで楽しみたいという考えから、構築にヌメルゴンを組み入れること、好きな技である毒菱を使うことをまず初めに二大条件として組み始めた。毒菱役として、キラフロルは難しそう(安定した展開ができない)に感じたので、毒菱を素で覚えてかつ読まれにくそうなマスカーニャを毒菱役に決めた。

 毒菱できつい浮いているポケモンと鋼タイプに強そうなキョジオーン、炎のパンチ持ちのカイリューを基本選出に組み込んだ。

 身代わり持ちのポケモンの対策が浮かばなすぎて、音技を高火力で打てる虫の知らせ眼鏡ウルガモスを採用した。

 サーフゴーやサザンドラに対して、CSのウルガモスではあまりサイクルを回せなかったので、特殊に対して対面操作を試みることができるチョッキブロスターを採用した。

個別解説

ヌメルゴン@隠密マント

草食

毒テラスタル

竜の波動 火炎放射 冷や水 アシッドボム

 C:無振りドラパルトを龍の波動で確定一発、HBアーマーガアを放射で確定二発

 HB:できるだけ硬く(元々残飯処理だった名残あり)

 キョジオーンやラウドボーンをアシッドボムで崩すこともできる特殊受け。ぶっちゃけ弱かった。

ウルガモス@拘り眼鏡

虫の知らせ

炎テラスタル

炎の舞 オーバーヒート 虫のさざめき 蜻蛉返り

 最速CS

 刺さる時ガン刺さりしたものの、ステロを気にしちゃってあまり出せなかったのが反省点。

ブロスター@突撃チョッキ

メガランチャー

ドラゴンテラスタル

水の波動 龍の波動 波動弾(最終日は悪の波動) 蜻蛉返り

 S:S4振りラウドボーン抜き

 C:特化

 H:余り

 構築の6枠目に入ってきたエビ。ラウドボーンやサーフゴーに強かっただけでなく、ドラゴン技の火力が出るのが偉かった。セグレイブの後出しをテラ龍の波動でぶっ飛ばしたりできて嬉しかった。

マスカーニャ@気合の襷

新緑

鋼テラスタル

トリックフラワー 叩き落とす テラバースト 毒菱

 最速AS

 初手セグレイブにテラバで分からせる型マスカーニャ。一回だけ毒菱マスカーニャのミラーが起きたのが面白かった。クエスパトラに勝率高くてよかった。

カイリューゴツゴツメット

マルチスケイル

ノーマルテラスタル

神速 炎のパンチ 龍の舞 羽休め

 HB特化

 最強ポケモン。3縦も多く起こしてくれたのが嬉しかった。

キョジオーン@食べ残し

清めの塩

地面テラスタル

塩漬け 地震 守る 自己再生

 HB特化

 最強ポケモン2。隠密マントサーフゴーの後出しに地震でテラスタルを強要できたり、ジバコイルを縛って殺せたりしてまあまあ強かった。

基本選出

マスカーニャカイリュー+キョジオーン

他は適当

結果・感想

ポケモンの強さと噛み合いの結果でしかなかったので、次シーズンは精進します!レートが高いのが恨めしい...

11/20 SVバトル(ぽけっち駒場祭企画)

 シロアリです。先日行われた第73回駒場祭で、ぽけっちのスクリーン企画「SVバトル」に参戦してきました。記憶に新しいうちに、考察から当日の心の中の動きに至るまでを言語化してまとめておこうと思います。当日のアーカイブもあるので、是非ご覧ください。ぽけっちの先輩であるこげぱんさん(@kogepannachan)とニフトネさん(Twitter発見できませんでした泣、現在B2の超強い方です)が実況・解説してくださっています。当日の配信のリンクは下の目次「アーカイブ」に貼ってあります。記事の構成としては、時系列に沿ったものにさせていただいております。

ルール

 ・剣盾シーズン9シングル

 ・スカーレットチームは体色「赤」、バイオレットチームは体色「紫」のポケモンしか使用することができない

考察経緯

 参加者は三名、論者大学さん(@yatios1130)とMimicaさん(@Mimica98364497)がスカーレットチーム、僕がバイオレットチームを担当することになりました。使用できるポケモンは以下の通りです。

 

 かなりプールが小さく、僕好みのルールです。更に、スカーレットチームはミラーも想定する必要があるのに対し、僕は一人チームなので対策の幅が半分になっており、かなり有利なルールになっているので負けるわけにはいきません。

 僕がこのプールを見て一番に考えたのは、「バイオレットチーム、積むしかなくね?」ということ。つまり、対面構築やサイクル構築を組むのはほぼ不可能に近く、展開構築を組むしかないということです。

 対面構築を組めない理由として、素の状態からダイマを打って崩壊させるポテンシャルのあるポケモンがいないことがあります。スカーレットチームには強力なダイジェッターであるリザードンウォーグルが存在するのに対し、バイオレットチームのダイジェッターはアタッカーとしては格が一つも二つも落ちるアーマーガアやアーゴヨンクロバット、Gフリーザーなどしか存在せず、それらのポケモンを容易に止めてしまう各種ロトムやポリゴン2が相手には存在します。

 サイクル構築を目指す場合、ロトムポリ2の圧倒的性能やヒヒダルマ剣舞ハッサムによる崩しだけでなく、バシャ、ペンドラーバトンへの無力さが気になります。バトンへのメタ、メタモンがこちらには存在しますが、きっと相手もそれは織り込み済み。そもそも、沼プレイをして解説に「これはどういう意図なのでしょうか(笑)」などと言われた日にはたまったものではないので、サイクル構築などスクリーン企画で握れるはずがないのでした。

 

 そこで、展開構築という軸は決定しました。僕のイメージでは、展開構築は

 ・起点作成役(壁やデバフ、状態異常を撒いて起点を作る)

 ・積みエース(積んで相手の構築を壊滅させるポテンシャルがある)

 ・補完エース(撃ち漏らしを拾うスイーパーだったり、積みエースの天敵を削って範囲に入れる役割だったり色々)

が基本選出になります。積める相手はエースによって異なるので、まずエース役を決定することにしました。そこで僕が最優先事項に置いたのは、対ポリゴン2性能です。相手視点、こちらの強力なエース候補であるポットデス、アーマーガアは対策が必須であり、共にポリゴン2がかなり強気に出て行けます。こちら側のエースがポリゴン2で止まらないというのはかなり重要な条件です。

 まず考えついたのは、壁ロンゲ+鉄壁瞑想レヒレです。ポリゴン2に強く、リザードンやGファイヤーにもタイプ上弱くありません。問題点としては、ロトムハッサムのサイクルで疲弊したとき、能動的な回復手段を持たないことです。リザードンに定数ダメージと合わせられると壁下でも積みに行くのが厳しそうだというダメージ計算が得られた上、メジャーすぎて対策されてそうだなと思ったのもあってこの第一案は却下されました。

 

 この辺りで、ぼんやりとプールを眺めていた時、以前育成したねむねご呪い逆鱗ヌメイルを思い出しました。特殊耐久がずば抜けているヌメルゴンを積みエースに据えれば、現在想定しているロトムやポリゴン2、リザードンは特殊であるので、ハッサムのケアをしっかりすれば安定して積めるのではないかと考えました。この前提に立つと、起点作成役には「ハッサムキリキザンに強い」という条件があると喜ばしいことになります。オーロンゲではない起点作成を探していると、炎打点を持ち、置き土産を覚える神ポケモンスカタンクが幸運にもプールに存在しました!

 見た目では凄く何をするかわからない、スカタンクヌメルゴンを軸に構築を組み始めました。

 逆鱗1ウエポンのヌメルゴンをエースにするにあたって、絶対に選出されたくないのがカプ・ブルル、あまり選出されたくないのが剣舞持ちのハッサムペンドラーバシャーモになります。そこで、バシャーモを除く物理アタッカーに軒並み強く、ロトムやポリゴン2、リザードンの選出をほぼ強制するアーマーガアを基本選出の三体目として採用しました。あまりダイマ適正の高くないヌメルゴンの相方としてはかなり理想的なポケモンだと思っています。

 残り3枠で考えたいのは、バシャーモに対する解答です。アタッカーとバトンどちらにでも対応できるように、スカーフ最速カプ・レヒレ、レッドカードメタモンを用意しました。メタモンのレッドカードの理由は、ここまでダイマして明確に強いポケモンが自分のパーティに少なく、相手のダイマエースをこちらもダイマエースとして使いたいと思ったからです。副産物として、剣舞ハッサムへの解答にもなっていて基本選出ともシナジーがあります。

 あと1枠迷ったのですが、折角プールにいるので、ぽけっちのマスコット、ベベノムの親であるアーゴヨンを採用しました。普通に強いとは思いますが、あまり選出する気はありません。構築上の役割で言えば、カプ・ブルルへの選出圧力です。二つの意味合いを込めてパーティの先頭に配置しました。

 

(以下常体)

 

個別解説

ヌメルゴン@食べ残し

ぬめぬめ 193(220)-126(44)-132(236)-×-171(4)-101(4)

逆鱗 鈍い 眠る 寝言

 H:16n+1で最大 A:無振りラティアスを逆鱗で確定一発 B:余り

 本構築の積みエースかつ嫁枠。好きなポケモンとか嫁ポケモンとかを聞かれた時に、気分にはよるが比較的ヌメラ系統を答えることが多い。基本的には勝算があるのだが、ロトムのトリックとかポリゴン2対面眠る隙に冷凍ビーム凍りとかが負け筋。エースっぽいラティアスポリゴンZがいない限り出す。

 

スカタンク@オボンの実

ゆうばく 203(196)-×-87-91-113(252)-123(60)

置き土産 怖い顔 ヘドロ爆弾 火炎放射

 S:準速キリキザン抜き HD:余り

 起点作成役。火炎放射は対鋼、ヘドロ爆弾はバシャーモの身代わりケア。HDにすることでリザードンに仕事ができるだけでなく、ロトムやポリゴン2に積極的に毒を狙えるので、アーマーガアとも相性は良好。

 

アーマーガア@ゴツゴツメット

ミラーアーマー 205(252)-107-172(252)-×-105-88(4)

ドリルくちばし ボディプレス ビルドアップ 羽休め

 HB:特化

 ダイマ想定で2ウエポン装備した欲張りアーマーガア。仮想敵を狭くとっているので、想定した相手には凄く強く出られると思う。こちらを置き土産後のメインの積みエースにしてヌメルゴンで詰めるパターンも考えられる。

 

カプ・レヒレ@拘りスカーフ

ミストメイカー 145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)

波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック

 S:最速(バシャーモ意識)

 最速CSのスカーフレヒレ。相手のパーティが意味わからんサイクル構築の時orバシャーモ入りに出す予定。ヌメルゴンとタイプ補完はそれなりにあるので、トリックで強引に起点作成も可能。

 

メタモン@レッドカード

変わり者

変身 155(252)-×-×-×-×-×

 S:最遅厳選できていない(相手にメタモンいないので許してください…)

 剣舞ハッサムとバトンパへの微力なメタ。相手の選出を読みやすくなるかもしれないが、絶対にドヤ顔メタモン対策が相手のパーティには存在するため、あまり選出する予定はない。

 

アーゴヨン@命の珠

ビーストブースト 149(4)-×-93-179(252)-93-190(252)

流星群 ヘドロウェーブ 大文字 悪巧み

 (ダウンロード調整していない)

 普通のアーゴヨン。選出するのは本当にヌメルゴンが無理そうな時だけで、一番期待している仕事は相手にカプ・ブルルを出させないこと。もう少し時間と賢さがあればより良い型を作れたかもしれない。

 

使用PT

コンセプトそのままではあるが、かなり寒色に寄っていて見た目がいいパーティ。

 

基本選出

この並びで基本選出そこ!?となるのを少し期待。配信でこのヌメルゴンが輝いてほしい。

 

実際の対戦

アーカイブ

4:37:28あたりからSVバトルの説明開始

1戦目 シロアリ vs 論者大学 4:43:08~

2戦目 シロアリ vs Mimica 4:56:13~

3戦目 Mimica vs 論者大学 5:16:28~

(敬称略)

 

1戦目 vs論者大学さん

相手のパーティ

 まず最初に思ったのは、「全然見た目赤くなくね?」ということ。エースとして刺さっているのはアーマーガアで、きついのがブースター、ロトムだったため、基本選出のうちヌメルゴンで詰めるプランを取ろうと考えた。

 

選出

 VS 

  スカタンクが出し勝ちからキザンを半分削り、ロトムを突破する大活躍。アーマーガアで詰めて勝ち。スカタンクペンドラーに怖い顔をしたのだけプレミだが、それを上回る構築の強さで勝利した感じがある。勝利

 

2戦目 vsMimicaさん

相手のパーティ

 アーマーガアがあまりにも刺さっていなかったので、代わりにレヒレを選出。イワパレスだけ重いが、メタモンの選出圧力に怯んでくれるのを期待。 

 

選出

 VS 

 ソルロックの大爆発をレヒレで受け、リザードンダイマにHDスカタンクダイマを合わせていなしたことでスカーフリザードンとポリ2というヌメルゴンの格好の餌を盤面に残すことができた。4連寝言不発でTODされかけたが、最後は自覚を見せてくれて勝利。勝利

 

(以下敬体)

総評

 二戦二勝で優勝しました。事前考察が上手くハマって、軸のスカタンクヌメルゴンが共に活躍できたので嬉しいです。敢えてMVPを決めるならスカタンクだと思います。初戦で1.5体持っていき、二戦目では相手の展開とダイマを完全に止め切るという大活躍を見せてくれたので、自分の中の好きなポケモンランキングではかなり上位に食い込みました。(単純)

 これをもってメインホームがガラル地方からパルデア地方に移ることになります。剣盾で最後に育成したポケモンも最後にダイマックスさせたポケモンスカタンクになったわけですが、マイナーも逆張りも好きな僕らしい結果になったと思います。創造性のある型をSVではいっぱい開発できたら嬉しいですね。どうやらスカタンクヌメルゴンもパルデアに内定しているらしいので、第一シーズンは使ってみようかなと思っていますが、活躍できるんでしょうか。

 対戦相手や実況・解説を初めとするこの企画に携わったぽけっちの面々、会場や配信でバイオレットチームを応援してくださった方々、この記事を読んでくださっている皆様、そしてポケットモンスターソード・シールドへの感謝をもってこの記事は締めさせて頂きます。ありがとうございました。

 

11/13,19 ぽけっち部内戦

 こんにちは、シロアリです。先日行われた第73回駒場祭にて、部内戦準優勝という悔しくも嬉しい結果を得ることができたので、個人ブログに準優勝までの過程を残させていただきます。

はじめに

 この記事は、第73回駒場祭「あかねさす」のサークル企画「コマバポケモンけんきゅうじょ」で行われた部内戦の個人的な振り返りです。部内戦の録画が下のリンクに残っている(なんと、こげぱんさんとたなけーさんの実況解説付き!)ので、是非ご覧ください。4:30:00ぐらいから始まります。

www.youtube.com

 

 また、自分の構築は剣盾S35で自らが使用した構築をベースとして、改変を繰り返したものになっています。当時の構築記事も後に記載してありますので、そちらも併せてご覧頂けると嬉しいです。

 

 

部内戦予選(11/13,10人→4人)

考察

 対戦ルールが自分が剣盾での最高記録を残した大怪獣バトルルールだったので、当時の構築

を改良したものを使おうと考えた。変更点は、

①:パルキアの破壊光線を雷に変更

②:ザシアンの電光石火を剣の舞に変更

③:イベルタルの鬱憤晴らしをイカサマに変更

④:黒バドの鬼火を怖い顔に変更

⑤:グラードンの型を大幅に変更

の5点。順に軽く解説。

①:カイオーガの遂行速度を上げる他、ダイマ後のイベルタルや黒バド対面で麻痺を狙う動きが強そうだと考えたため。

②:メタ的なものだが、自分の構築記事を名前だけ読んだ人がいる場合、受け回しをされると面倒くさいと感じたので、一体で強引にイベルネクロを見れるようにした。

③:ザシアンやゼクロムに単純に強くなるため。

④:鬼火をほとんど撃たなかったため。

⑤:より良い型(ほぼ上位互換)が思いついたため。

グラードン@突撃チョッキ

日照り 188(100)-195(196)-160-×-110-150(212)

地均し 断崖の剣 ストーンエッジ シャドークロー

 A:H252ザシアンを断崖の剣で15/16の乱数1発、地均しで確定2発

 HD:特化黒バドレックスの+1アスビ確定耐え

 S:地均し後最速黒バド抜き

 

 マーシャドー、ザシアンには結構余裕を持って役割を持てたので、物理耐久を切り詰めて攻撃と素早さを伸ばした。三体目としての選出を想定することで、堪えるイバンのストッパー性能を捨て、対面で押し勝てる調整にした。(黒バド、ザシアンのストッパー性能を信じた形になる。)イベルタルやホウオウナットに強く出れるようになったのがこの型の強み。

 

 地均し:最強技。ザシアンにも黒バドにも強く出れるだけでなく、(いる場合は)後続で安定して詰める詰め筋にもなる。

 断崖の剣:最大打点。ナットレイを燃やす炎のパンチと迷ったが、環境のナットレイはHDが主流なので押し切れると判断した。

 ストーンエッジイベルタル、ホウオウへの打点。ラス1チョッキイベルとかにも勝ちを残したかった。

 シャドークロー:黒バド、ルナアーラに刺さる技。浮いている相手への命中安定という側面もある。

 

 

 

 この構築を部内戦に持っていくことにした。前期構築の改善案であるため、かなり自信のある構築になったが、前期最終22位のたなけーさんを始めとする強力な面々が並び立つ部内戦、しかもB1での参加は自分一人ということで、緊張して20時以降3度お腹が痛くなってトイレに行った。(部内戦は21:30開始だった)

 

予選大会本番

組分け発表

 参加者10人を2ブロックに分け、各ブロックで行われた総当たり戦の上位2名が決勝トーナメントに進む、という形式で行われた。たなけーさんがいるブロックを引いて素直に絶望した。(たなけーさん以外前期の結果を知らなかったということもある)

 

1戦目 vsMiMiCAさん

相手の構築

 バドで起点を作ってゼクロムゼルネアスで展開する形の構築に見えたので、初手はバドを読んでイベルタル、両エースに強いザシアン、ラストにバドという基本選出で臨んだ。

選出(左自分、右相手)

 VS 

 読み通りバドレックス初手。物理イベルを読み当ててリフレクターを張った(普通に構築読みが上手い)相手のバドをジェットアークで倒し、相手の裏からはゼクロムが。ウォール入りだったのでそらをとぶダイマターンを枯らす動きを取ったところ、弱保型だったのか、イベルタルが着地後のジェットを耐えたので、ちょうどリフレクターも切れてイカサマで突破。ザシアンをバドで詰めて勝ち。勝利 1勝0敗

 

2戦目 vsこげぱんさん

相手の構築

 ホウオウナット相手なので、対策枠のグラードンイベルタルは選出確定。イベルタルがいないことからラスト1体はバドレックスにした。ランドロス以外には初手グラードンが強いが、初手にランドロスが来るということはイベルタルに後投げされないということだと前向きに捉え初手にはグラードンを投げた。

選出

 VS 

 初手は基本出し勝ちの対面だったので強気にストーンエッジを押したら、裏のカイオーガに4割ほど入った。裏をホウオウ、カイオーガをスカーフと読むと、バドレックスが一番役割が薄いと考えられる。→バドを投げるとホウオウ引きされたので、カイオーガの型読みを眼鏡に軌道修正(耐久がないのに、グラードンより遅い可能性が考慮されている)し、ダイマをホウオウに切ることが予想されたので怖い顔を撃った。ダイマを先切りしてくれたので、イベルタルの起点にしてホウオウナットを貫き、ラス1オーガをチョッキグラードンで詰めて勝ち。勝利 2勝0敗

 

3戦目 vsニフトネさん

相手の構築

 自分のザシアンが噛み砕く持ちの上にHDなので、初手投げが安定すると考えて初手ザシアンを決定。ダイマ枠に刺さりのいいグラードン、ラス1に対面駒のバドを投げて選出を確定した。

選出

 VS (不明)

 初手剣舞を積んだら壁が張られた。一回小突いたところ、マジカルフレイムが三割程度しか入らなかったので更に剣舞を積んだら次弾が急所に当たってプランが崩壊。そのあとは普通にイベルタルに滅ぼされた。敗北 2勝1敗

 

4戦目 vsたなけーさん

相手の構築

 ディアルガ入りなので初手パルキア、ジガルデに隙を見せたくなくて対面駒はバドザシを選択。

選出

 VS 

 ヌケニン引きでアース透かし→ザシアンバック読み?鬼火で2ターンで圧倒的不利盤面に。そのままあっさりと負け。何も良いところがなかった。負け 2勝2敗

 

5戦目 ???

 ニフトネさんが3勝1敗で1位抜け、こげぱんさん、たなけーさんと僕が2勝2敗で並んだため、魂の真剣勝負「じゃんけん」が行われた。

相手の構築

 皆がタイピングで「グー」「チョキ」「パー」を変換する場合、「パー」のみが右手→左手→右手と手を2回移す動作が入るため、「グー」「チョキ」の選出率が高いと読み「グー」を選出した。

選出

VSVS

 唯一「チョキ」を選出したたなけーさんが敗れる結果となった。こげぱんさんとのあいこでの勝負だが、もはやあいこになってしまうと「同じ手読み」「さっきの手に勝つ読み」など、手での考慮が含まれてしまうため、タイピング読みはしづらくなってしまう。そこで趣向を変え、全ての手の選出機会を均等にしたいという願い(基本選出が複数ある構築は強い)から、唯一選ばれていない「パー」を選出することにした。

選出(2度目)

VS

 幸運にも勝利を得ることができた。こげぱんさんの選出には「同じ手は出さないだろ読み読み」の意図があったらしい。相手視点の読みの目線に立ち、予測される自分の手の予測から読みを展開するのは高度な心理戦だと感じた。何も手読みをしないことで逆に手読みへのメタが張れていたのかもしれない。 勝ち 3勝2敗

 

総評

 無事に決勝トーナメント(配信卓)に残ることができて安心したと同時に、勝ち上がり方も含めて決勝トーナメントで無様な姿を見せることはできないと感じさせる予選大会になった。自ブロックからはニフトネさんが勝ち上がったため、リベンジできるようメタを貼らなければいけないと感じたと同時に、むしろストレート負けで構築の情報を渡さなくて良かったとも思えた。

 Bブロックの結果待ちの時間に、先輩方とお話をする機会があったのだが、個人的には、どうやらたなけーさんが僕の前期の構築記事を読んで下さっていた、ということが嬉しかった。同時に、どれぐらい部内戦にメタゲームの要素があるかは分からないが、型バレしててストレート負け、という展開だけは避けたいと思った。

 

 

決勝トーナメント(11/19)

考察

 伝説環境においては、個々の種族値の高さから、一手の読み違いが対戦に与える影響が大きいため、相手に型バレor構築バレしていた場合、それを利用して勝つことができると考えた。そこで、6匹の並びは変えずに構築内容で微量のメタを張っていこうと考えた。

 まず、ニフトネさんの壁ダイナ始動への回答として、ザシアンにサイコファングを採用した。じゃれを抜くことでゼクロムカイオーガは多少重くなるが、他の5体で何とかなると考えた。

 ユリアさん、あるめらさんの構築については何も情報を知らないので、「こちらの構築記事を読んでいる仮想敵」を相手に、構築のパワーを落とさずにメタを貼ろうと考えた。僕の構築記事が読まれていた場合、素直に思いつく対抗策が「初手ザシアン」「後発スカーフイベルタル」だと考えられた。そこでパルキアを初手ザシアンに勝てるB振りの弱点保険型、ルギアを後発の詰め駒として使えるHBのアッキの実型に変更して構築を完成させた。

 (一応、ユリアさんについては、伝説2体環境の時期にバドゼルネを使用していたことは知っていたので、その場合は物理イベル+HDベースのザシアンがかなり強く出ていけると考えた。サブプランとして、グラードンダイマの場合の選出も考えてはみた。)

パルキア@弱点保険

プレッシャー 167(12)-×-151(244)-170-140-167(252)

流星群 ハイドロポンプ 大地の力 ダブルウイング

 HB-特化ザシアンの戯れ石火最高乱数2連以外耐え

 まさかのBSパルキアグラードンを汎用性のある型にしたことで、グラードン入りやディアルガ入りには裏にバドレックスを置かずに選出するパターンが存在することから、ステロを許容することができるという考えでラムの実を捨てた。電磁波or電気玉投げつける→ステロ→二体目ザシアンのような展開になれば、痺れなければ、ザシアンまで持っていくポテンシャルがある。

 完全に余談だが、初手ザシアンをジェットストリームで処理してみたいという浅はかな願望から、験担ぎでジェットストリームを買った。

 

 

ルギア@アッキの実

マルチスケイル 213(252)-×-187(156)-110-174-143(100)

エアロブラスト 大地の力 瞑想 自己再生

 S-準速90族抜き

 アッキルギアのテンプレ。積み技がないポケモンに圧倒的に強いので、構築を見て投げれそうだったら積極的に投げたい。実戦を積めてないのがネック。

 

本番

準決勝 vsあるめらさん

相手の構築

 グラードン展開のスタンパに見えたので、パルキアはラムのままでも良かったかもしれないと後悔したが、その場合でも初手パルキアを出して大きく困ることはなさそうなのでパルキア初手ダイマの選出。ステロを撒かれることを見越して裏はグラザシにした。

選出

 VS 

 電気玉投げつけるは想定の範囲内だったが、麻痺バグで2ターンしかダイマを使えず苦しい展開に。麻痺バグがなければ巨獣斬耐えからの弱保アースで裏のザシアンまで倒せたかもしれない。とはいえ、無事に初手ダイマで数的有利を取り、ザシアンザシアン対面の素早さレースに勝ち、理想の最低限の展開(2対1を作る)まで持ち込めた。最後は、速いチョッキグラードンという型がどハマりしダイマディアルガを倒し切ることができて勝利した。

 

決勝 vsニフトネさん

相手の構築

 想定通りの壁展開構築のように見えたので、事前の考察通りザシアンを初手に選出。壁展開以外は相手の構築を知らなかったため、展開構築=積みエースという考えで、非ダイマのもう一体にはストッパーになれるバドレックスを選択した。初手にザシアンが削れてしまいそうな関係上、ダイマエースはイベルタルに強いイベルタルにした。

選出

 VS 

 完全に読み通りの初手展開ができたが、後発のチョッキイベルに詰まされて敗北。巨獣斬のダメージからカイオーガのHBが分かったのでイベルタルよりバドレックスを優先して出せれば強かったり、何ならパルキアの方がイベルタルより刺さってそうだったり、プレイングや選出の反省点は多々あるが、全て結果論と割り切れるレベルのものだったと思う。

総評

 部内戦の決勝トナメというだけで心臓バクバクだったのに、配信卓まで用意されていたので緊張は最高潮で、正直正しいプレイができていたかは今でも分かりません。配信を見てくれていた友人から来ていたLINEが心強かったのを覚えていますが、それ以外はあまり覚えていなかったので上の行動原理も割と書きながら補完した部分もあると思います。それでも、浅薄な言葉にはなりますが、とにかく楽しい思い出になったので、こういう機会にはこれからも積極的に参加していこうと思いました。

(友人とのLINE、掲載許可は取ってないんで怒られたら消します)

 

結果・感想

 楽しかったです!予選に続いてニフトネさんに敗れる結果となってしまいましたが、部内戦準優勝は十分誇れる結果だと思います!実は、ニフトネさんには以前の部内戦企画でも一度敗れていたので、三度目の正直を狙う対戦でした。(詳しくは別記事にしているのでそちらを参照)考察の相性とかもあるのかな?

 次に何かあった時には優勝を狙います🏅ここまで長文の記事になってしまった上、旬を過ぎてしまいましたが、読んでくれた皆様、ありがとうございました。

 

 

11/12 第4回ポ21タ杯シングル

 こんにちは、シロアリです。今回参加したのは、こしむさん(@55koshimu)主催、第4回ポ21タ杯のシングルバトル仲間大会です。前日のガラル・オブ・フィナーレで大敗を喫してしまったので、今回はバイト中にしっかりと数時間かけて考察して臨みました。

ルール

考察過程

 前回大会で馬鹿みたいに負けた理由として、

 ・勝ち筋を明確に想定できていなかったこと

 ・基本選出を決められていなかったこと

の二つが挙げられる。そこで、一つ核となる構築の動きを決めてから構築を組み始めることにした。

 前日の大会の後、ポ1鯖で開かれたミニ反省会で、とうふさん(@TOFU___poke)の遺志を継いでドサイドンを軸に構築を組むことになった。ドサイドンを使用するにあたって、起点作成型では差別化しづらい(上位互換が考えられる)と考え、エースとしての採用をすることになり、以前ランクマで使用していた弱点保険型の個体をラムの実に取り替えて採用した。

 ドサイドンを通す上では、剣の舞を積んで無双するか、相手のポケモン全体を疲弊させて圏内に入れるかの二つが強力な勝ち筋であり、対面的な選出・サイクル寄りの選出の2パターンを可能にするような構築を組めるよう心掛けて取り巻きを考えることにした。

 

(a)対面的な選出

 直線的な構築を組む際に、ドサイドンのネックになるのはその素早さの低さであるが、採用個体がかなり素早さを伸ばしたものだったので、トリックルーム展開よりは追い風展開や相手のSを下げる展開が好ましい。追い風役として、飛んでくる岩技や炎技、電気技に対してドサイドンが強く出れるという相性補完も加味し、フリーザを採用した。

 ここで、フリーザーはこおり・ひこうタイプであるので、ハラtheニクさん(@haratheniku)の分身であることに気付き、どうせならミニ反省会の場にいた人の嫁をコンプリートしようと考え、アスタチン(@AstKuni)を採用した。左上に配置し、ドサイドンの天敵になりうるカバルドンラグラージの選出抑制になることも少し期待した。

 

(b)サイクル寄りの選出

 相手を疲弊させるのが目的である以上、受け切ることは重要ではないので、受け気質のサイクルではなく、攻撃的なサイクルを組みたいと考えた。一体目には、ドサイドンに飛んでくる水技・草技に強く出られて、ステルスロックで削りをいれることができるナットレイを採用した。行動保証の面から、耐久指数の高いHD型にした。

 ナットドサイのサイクルでは格闘の一貫が強いので、環境に存在する格闘タイプのウーラオスの一致技を全て半減で受けることが可能なカプ・レヒレを採用した。ウーラオスの上から殴りたかったので、拘りスカーフを巻いた。サイクルで戦おうと思った場合の基本選出はレヒレナットドサイになる。

 

 以上(a),(b)を組み、問題点として「ドサイドンが通らない相手に何もできない」「ガラルヤドキングテッカグヤが重すぎる」という2点が考え付いた。そこで、フリーザーに命の珠を持たせてサブのエースに据え、補完枠として悪打点持ちのガオガエンを採用した。(メテオビームカグヤは当時の自分の頭には無かった)

 

使用PT

 歪だが、プレイング次第で幅広く戦えそうな構築になった。個人的には、タイプ被りが一つも存在せず、それぞれ無効タイプを一つずつ持っているのが高得点。見た目的にも、画面がカラフルでテンションが上がる。

個別解説

チラチーノ@気合の襷

テクニシャン 150-147(252)-80-×-81(4)-183(252)

トリプルアクセル タネマシンガン 電磁波 甘える

 

 起点作成ポケ。育成済みのチラチーノは剣盾通算6体いるのに全員ASなのは芸がないと自分に感じ始めている。

 

ドサイドン@ラムの実

ハードロック 213(180)-187(76)-151(4)-×-76(4)-91(244)

ロックブラスト 地震 炎のパンチ 剣の舞

 

 なんか実数値調べたらめっちゃS振ってあったドサイドン。多分どこかしらの調整をパクってきたものと思われる。構築内で唯一サンダーに有利。

 

フリーザー@命の珠

プレッシャー 165-×-121(4)-147(252)-145-150(252)

吹雪 暴風 原子の力 追い風

 

 ポリゴン2を押していけるほどの火力を出せるダイジェッター。数値は強いがタイプが弱すぎる。S101族とかにサイレント修正しても文句言われなさそう。

 

ガオガエン@オボンの実

威嚇 202(252)-135-156(252)-×-111(4)-80

フレアドライブ DDラリアット 鬼火 捨て台詞

 

 物理受けのクッション。有限回のサイクルで相手を疲弊させるというコンセプトにはぴったりのポケモン

 

ナットレイ@食べ残し

鉄の棘 181(252)-114-167(4)-×-168(252)-40

ジャイロボール 宿木の種 ステルスロック 守る

 

 ステロ撒き。なんなら数サイクル目にはウーラオスに投げて鉄の棘触らせに行くのも面白そう。

 

カプ・レヒレ@拘りスカーフ

ミストメイカー 145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)

波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック

 

 スカトリ持ちのレヒレのテンプレ。このポケモンにはここぞというときにひっそりと活躍する必殺仕事人のイメージがある。

 

 

結果・感想

 9勝6敗という結果になりました。序盤負け越したのが痛い結果になりましたが、逆に言うと構築を把握してからは勝てるようになったということでもあるので、比較的いい構築が組めたのではなかろうかと思っています。サイクル戦をがっつりして勝ったような試合もあったり、TOD展開もあったりして、お腹いっぱいの大会になりました。剣盾で恐らく最後の仲間大会でこの結果というのは、自分の今の実力をそのまま反映しているような気がします。更なる進化をして、厳密なプレイング力を身につけたいと強く感じました。

 

 

11/11 ガラル・オブ・フィナーレ予選大会

 シロアリです。今回は、しゅんさん(@shun_no_account)さん主催の、ポケサー員(のうち、実機を未だに続けていて冠シングルへのモチベが高い者)が一堂に会する大会、ガラル・オブ・フィナーレの予選である仲間大会に参加してきました。

ルール

 ・シリーズ9シングル

考察経緯

 冠シングルは経験がない(当時受験生だったのでランクマをしていなかった←偉い!)ので、構築記事を読んでとりあえず対面性能の高いポケモンで固めることにした。細かく意図ある調整を施すのは時間的に厳しいと考えて、全てのポケモンを極振りの調整で扱えるような構築を目指そうと考えた。

 行動保証が対面構築においては欠かせないと考え、ミミッキュと襷枠を採用することにした。襷枠には広く選出できること、ある程度の素早さがあることが必須なので、毒突き持ちで範囲を広く取れる悪ウーラオスを襷枠として採用することにした。

 対面構築を脳死で使ってしまう僕は襷を削るステロが目の敵だと思っているので、ダイマエースとしてカバルドンをワンパンできる珠カミツルギ、タイプ上有利で起点にできるラムギャラドスを採用した。

 流石にサンダーが重いかなと考えたので、一般にサンダーに強いと言われているらしいポリゴン2、電気の一貫を切れるラグラージを採用した。

個別解説

ラグラージ@食べ残し

激流 207(252)-130-156(252)-×-111(4)-80

地震 クイックターン 欠伸 ステルスロック

 

ギャラドス@ラムの実

自信過剰 171(4)-177(252)-99-×-120-146(252)

滝登り 飛び跳ねる 地震 竜の舞

 

ミミッキュ@呪いのお札

化けの皮 131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

ゴーストダイブ 戯れ付く 影討ち 剣の舞

 

ポリゴン2@進化の輝石

ダウンロード 192(252)-×-156(252)-125-116(4)-80

冷凍ビーム 放電 イカサマ 自己再生

 

悪ウーラオス@気合の襷

不可視の拳 175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

暗黒強打 インファイト 毒突き 不意打ち

 

カミツルギ@命の珠

ビーストブースト 135(4)-233(252)-151-×-51-177(252)

スマートホーン リーフブレード 燕返し ハサミギロチン

 

 

結果・感想

 6勝9敗、負け越しました…。勝った試合も偶発的に噛み合いが良かったという感触しか得られなかったので、久々にすごく敗北感を得た大会でした。自分で使っていても詰め込み構築という印象しかなかったので、やっぱり自分の考えた構築を使おうと決意を新たに明日のポ21タ杯には臨もうと思います。まだ構築はほとんど決まってないけど、今の時点でドサイドンを使うことは確定しています。きっと剣盾最後の仲間大会、頑張るぞ〜!!!!

 

11/5 ガラルエンディング(ポ1企画) 

 こんにちは、シロアリです。最近は冠ルールに無限に頭を悩ませています。何か良い構築が降ってこないものか…。受験期だけどもう少し潜るべきだったか?

 今回は、ポ1企画の仲間大会、ガラルエンディングに参加してきました。すごく楽しかったですが、なんか寝るのが朝七時だったのは反省。

 

 

ルール

 ・シリーズ9シングル

 ・ガラル初出のポケモン(リージョンフォーム含む)のみ使用可能

 

考察経緯

 せっかくのお祭り大会ということで、好きなポケモンを使いたかったが、あまり個人的に思い入れのあるポケモンはいなかったので、好きな技である毒菱を使うことにした。

 毒菱を使うことができる上の三体(進化前除く)のうち、最も行動できる可能性が高いメンタルハーブ持ちのデスバーンを構築の一体目に採用した。悪戯心持ちのまもみが要員として毒ダメージを稼ぎ、自分がエースにもなれるビルドアップオーロンゲを採用した。

 環境を考えるとエスバやゴリラ、化石竜などが恐らく強く、ビルドアップオーロンゲが普通に刺さっているように感じた。そこでオーロンゲのための壁貼り役として光の粘土レジエレキを採用した。ボルトチェンジ、両壁に加えたラスト1枠のウエポンを考える際に、再展開の時にEFライジングボルトができると嬉しいし構築として美しいかなと考え、ダイマエースのパッチラゴンを採用した。

 補完枠として、デスバーンの毒菱が読まれると弱いと考え、トリルエース偽装も可能で、対面駒としても普通に強いイバンヨクバリスを採用した。ラスト1枠非常に迷ったが、どうしても水ウーラオスを選出されたくなかったのと、襷枠が余っていたことから、ゴリランダーを採用した。

 

個別解説

デスバーン@メンタルハーブ

彷徨う魂 165(252)-×-175(76)-63-162(180)-50

毒菱 トリル 呪い ナイトヘッド

 HB-A252悪ウーラオスの暗黒強打14/16耐え HD-C252Gファイヤーのダイアーク確定耐え

 起点作成要員。毒菱と呪いによって、オーロンゲのみがまもの価値が高まる。二連挑発意識のナイトヘッド採用。

 

オーロンゲ@食べ残し

悪戯心 193(180)-142(12)-118(180)-×-111(126)-82(12)

ビルドアップ 身代わり 守る ソウルクラッシュ

 H-16n+1調整:食べ残し4回で身代わり1回分を満たしつつ食べ残しの価値を最大化 S-無振りオーロンゲ抜き抜き 

 なんか詳しい調整意図はあったが忘れた。ウェポンはウーラオスやGファイヤーの遂行速度を高めつつ、無効にされないソウルクラッシュ。前日に「おしゃべり」でビルドアップオーロンゲの話があったのでちょっとメタられてそうで怖い。

 

レジエレキ@光の粘土

トランジスタ 158(20)-×-78(60)-167(252)-78(60)-235(116)

ライジングボルト ボルトチェンジ 光の壁 リフレクター

 S-+1最速ガラルファイヤー抜き HBD-なんかH:B:D=2:1:1が最硬みたいだからそれに近く調整

 ダイマエースになっても強い壁貼り担当。以上。

 

ヨクバリス@イバンの実

頬袋 224(228)-161(252)-115-×-99(28)-40

堪える のしかかり 怒りの前歯 泥棒

 レジエレキのボルトチェンジの引き先。イバン泥棒をしてみたい。

 

ゴリランダー@気合の襷

グラスメイカー 175-194(252)-111(4)-×-90-137(252)

グラススライダー ドラムアタック 叩き落とす 蜻蛉返り

 強そうだから採用。強いかは分からない。

 

パッチラゴン@命の珠

張り切り 165-152(252)-111(4)-×-90-139(252)

電撃嘴 逆鱗 燕返し 挑発

 ダイマエース。地面枠で強いのがいなさそうなので刺さりは良さそう。

 

使用PT

基本選出

@1

裏選出

+(or)+

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の対戦

1戦目 こりんさん 

 VS 

 並びだけ見て水統一かと思い上の選出。悪ウーラオスで若干びっくりしたが申し訳なさの残るレベルで圧勝。勝ち 1-0

2戦目 サマンサさん

 VS  

 初手オーロンゲで出し勝ちだと思ったが、パワーウィップが5割以上入ってびっくり。アタッカーオーロンゲだった。こっちのオーロンゲで起点にしようと試みたが押し切られて敗北。レジエレキから入るべきだった。負け 1-1

3戦目 ジ-ya-ムさん

 VS  

 デスバーンオーロンゲでレジエレキを倒し、水ウーラオスダイマさせ、パッチラゴンのダイジェットの起点にする所までうまくいったが、スカーフパッチラゴンとの同速対決に負け。悲しい。負け 1-2

4戦目 ガラシさん

 VS  

 基本選出が刺さって勝ち。というかパッチラゴンが強かった。ダイウォールできるのが偉く、定数ダメージを稼いで勝ち切った。勝ち 2-2

5戦目 サンドさん

 VS  

 お互いの初手が落ちた後、サイクルでアーマーガアを落とせたのでオーロンゲで詰めて勝ち。鉢巻悪オーラぐるまでデスバーンが飛んだ時はびっくりした。勝ち 3-2

6戦目 とうふさん

 VS 

 ボルトチェンジでヨクバリスに繋いだ後、びっくりダイアークでドラパルト撃破。イバンダイアタックで飛行タイプのエースバーンを能力変化なしで場に残すことが出来たのでホクホクでいたら、僕のレジエレキがスカーフウーラオスより遅くて合掌。負け 3-3

7戦目 おれんじさん

 VS 

 ガラルマタドガス重すぎて詰んだ。負け 3-4

8戦目 イヌイットさん

 VS 

 電気の一貫がパーティ通してえぐかったので、電気枠二体も採用してごめんと思いながらパッチラゴンをダイマさせた。勝ち 4-4

9戦目 からすまるさん

 VS 

 微妙なプレミでオーロンゲに麻痺が入ってしまい、辛い展開だった。丁寧なプレイングをできていないことを実感した。負け 4-5

10戦目 ちからさん

 VS 

 僕のよわよわ調整レジエレキは当然スカーフヒヒダルマも抜けていないので、氷柱落とし外しを祈りながら3縦を喰らった。負け 4-6

11戦目 こりんさん(再戦)

 VS 

 初手ぐらいは変えようと思ってゴリランダーを投げてみた。こりんさんのダイマ技以外の技を初手の冷凍ビームしか見れていない。構築相性良すぎてごめんなさい。勝ち 5-6

12戦目 サンドさん(再戦)

 VS (水か悪かメモ忘れ)

 オーロンゲを呪殺、タイレーツを毒殺して勝ち。再戦で折角違うポケモンを見せてくれたのに、全く同じ選出してごめんなさい。ともかく五分まで勝率を戻せて良かった。勝ち 6-6

13戦目 ぷっぷさん

 VS 

 イオルブ始動のマホイップにバトンする積ませパだったので、毒菱がぶっ刺さった。巨大団円とドレインキッスで回復を試みる健気なマホイップを毒と呪いで身代わり人形にしか攻撃させずに倒すのはとても爽快だった。毒菱楽しい!勝ち 7-6

14戦目 アスタチンさん

 VS 

 デスバーンが毒菱と呪いをしっかりGファイヤー対面で実行したところ、Gファイヤーがダイマせずにデスバーンを落としてきた(怯み狙い?)ので、パッチラゴンを投げた。後出しサダイジャ読みでしっかりダイジェットを押して読み勝ったものの、サダイジャが意外と硬くて不安な気持ちになったが、毒ダメとダイドラグーンでしっかり落とせたのでほっとした。ウーラオスの襷カウンターで相打ちの後の盤面、Gファイヤー(DMあり)VSオーロンゲ(DMなし)では割と絶望的に思えたが、アスタチンさんが暴風のPPを増やしていなかったことや、3回中1回外してくれたことで、薄氷の勝利を得ることが出来た。本当に激戦だったのを、この文章量が物語っていると思う。勝ち 8-6

15戦目 goodloserさん

 VS 

 3戦連続で1500後半の高レートを持つ人を引いて若干緊張した。悪ウーラオスがレジエレキの上から暗黒強打を売ってきてダイマレジエレキ(HP6割弱)がぶっ飛んだので白目。こういうことがあるのでこれからはウーラオスは170族だと思おう。まだ勝ちは十分あるような盤面だったが、相手のウーラオスが偉く、ダイスチルを持っていたので負け。負け 8-7

16戦目 優機物さん

 VS 

 なんか指を振ってきたが(失礼)、ダイマする必要もなく勝ち。数戦超重い試合をこなした後に遊び心が感じられる構築と当たって、なんかほっこりした。勝ち 9-7

17戦目 Justistさん

 VS 

 毒菱も呪いも理想的に撒けて勝利。初手Gファイヤーは重いかと思っていたが、あまりそうではなく、むしろダイマを吐いてくれることが多くて自分の裏のダイマエース(毒菱で起点作成済)が安全に通せる展開が多くて不利にならないことを感じた。ここまでGファイヤーのダイマ技は棺桶か人形しか受けていない。むしろ、ここまでずっと勝てているので展開微有利かも。勝ち 10-7

18戦目 ユーカリさん

 VS 

 氷統一で遊び心があるなあ……。と思っていたら、ブリザポスに貫かれた。意外とビルドアップは丁寧に起点を作らないと積めないということを実感した。負け 10-8

19戦目 とうふさん(再戦)

 VS 

 ドラパルトが物理、ウーラオスが悪だったので、オーロンゲで積めると考えたため基本選出。初手ウッドハンマーでデスバーンがぶっ飛んだが、そこを起点にパッチラゴンで荒らし、オーロンゲで詰め切って勝利。文字に起こすとシンプルな試合だが、選出にめちゃくちゃ迷った結果不利展開でも勝てる選出をできて良かった。勝ち 11-8 

 

結果・感想

 お祭り感覚で楽しい構築もあって、良い大会でした。レジエレキがスカーフウーラオスを抜いていれば勝てた(かもしれない)展開の試合があったり、ゴリランダーを露ほども活躍させることができなかったりしたので、もうちょっと構築に改善の余地はあったように思います。

 ポサリンピック参戦時に比べ、知ってる人が比較的増えたので、「仲間」大会感がより強く楽しい大会でした。数人当たりたかったけど当たれなかった人がいたものの、アスタチンさんと良い勝負をしたり、とうふさんにリベンジできたり、熱い展開もいっぱいありました。

 こういう大会には今後も精力的に参加していきたいです。寝坊しないように気をつけないと。