白蟻のすむ本棚

シロアリです!!!!!!!!

11/12 第4回ポ21タ杯シングル

 こんにちは、シロアリです。今回参加したのは、こしむさん(@55koshimu)主催、第4回ポ21タ杯のシングルバトル仲間大会です。前日のガラル・オブ・フィナーレで大敗を喫してしまったので、今回はバイト中にしっかりと数時間かけて考察して臨みました。

ルール

考察過程

 前回大会で馬鹿みたいに負けた理由として、

 ・勝ち筋を明確に想定できていなかったこと

 ・基本選出を決められていなかったこと

の二つが挙げられる。そこで、一つ核となる構築の動きを決めてから構築を組み始めることにした。

 前日の大会の後、ポ1鯖で開かれたミニ反省会で、とうふさん(@TOFU___poke)の遺志を継いでドサイドンを軸に構築を組むことになった。ドサイドンを使用するにあたって、起点作成型では差別化しづらい(上位互換が考えられる)と考え、エースとしての採用をすることになり、以前ランクマで使用していた弱点保険型の個体をラムの実に取り替えて採用した。

 ドサイドンを通す上では、剣の舞を積んで無双するか、相手のポケモン全体を疲弊させて圏内に入れるかの二つが強力な勝ち筋であり、対面的な選出・サイクル寄りの選出の2パターンを可能にするような構築を組めるよう心掛けて取り巻きを考えることにした。

 

(a)対面的な選出

 直線的な構築を組む際に、ドサイドンのネックになるのはその素早さの低さであるが、採用個体がかなり素早さを伸ばしたものだったので、トリックルーム展開よりは追い風展開や相手のSを下げる展開が好ましい。追い風役として、飛んでくる岩技や炎技、電気技に対してドサイドンが強く出れるという相性補完も加味し、フリーザを採用した。

 ここで、フリーザーはこおり・ひこうタイプであるので、ハラtheニクさん(@haratheniku)の分身であることに気付き、どうせならミニ反省会の場にいた人の嫁をコンプリートしようと考え、アスタチン(@AstKuni)を採用した。左上に配置し、ドサイドンの天敵になりうるカバルドンラグラージの選出抑制になることも少し期待した。

 

(b)サイクル寄りの選出

 相手を疲弊させるのが目的である以上、受け切ることは重要ではないので、受け気質のサイクルではなく、攻撃的なサイクルを組みたいと考えた。一体目には、ドサイドンに飛んでくる水技・草技に強く出られて、ステルスロックで削りをいれることができるナットレイを採用した。行動保証の面から、耐久指数の高いHD型にした。

 ナットドサイのサイクルでは格闘の一貫が強いので、環境に存在する格闘タイプのウーラオスの一致技を全て半減で受けることが可能なカプ・レヒレを採用した。ウーラオスの上から殴りたかったので、拘りスカーフを巻いた。サイクルで戦おうと思った場合の基本選出はレヒレナットドサイになる。

 

 以上(a),(b)を組み、問題点として「ドサイドンが通らない相手に何もできない」「ガラルヤドキングテッカグヤが重すぎる」という2点が考え付いた。そこで、フリーザーに命の珠を持たせてサブのエースに据え、補完枠として悪打点持ちのガオガエンを採用した。(メテオビームカグヤは当時の自分の頭には無かった)

 

使用PT

 歪だが、プレイング次第で幅広く戦えそうな構築になった。個人的には、タイプ被りが一つも存在せず、それぞれ無効タイプを一つずつ持っているのが高得点。見た目的にも、画面がカラフルでテンションが上がる。

個別解説

チラチーノ@気合の襷

テクニシャン 150-147(252)-80-×-81(4)-183(252)

トリプルアクセル タネマシンガン 電磁波 甘える

 

 起点作成ポケ。育成済みのチラチーノは剣盾通算6体いるのに全員ASなのは芸がないと自分に感じ始めている。

 

ドサイドン@ラムの実

ハードロック 213(180)-187(76)-151(4)-×-76(4)-91(244)

ロックブラスト 地震 炎のパンチ 剣の舞

 

 なんか実数値調べたらめっちゃS振ってあったドサイドン。多分どこかしらの調整をパクってきたものと思われる。構築内で唯一サンダーに有利。

 

フリーザー@命の珠

プレッシャー 165-×-121(4)-147(252)-145-150(252)

吹雪 暴風 原子の力 追い風

 

 ポリゴン2を押していけるほどの火力を出せるダイジェッター。数値は強いがタイプが弱すぎる。S101族とかにサイレント修正しても文句言われなさそう。

 

ガオガエン@オボンの実

威嚇 202(252)-135-156(252)-×-111(4)-80

フレアドライブ DDラリアット 鬼火 捨て台詞

 

 物理受けのクッション。有限回のサイクルで相手を疲弊させるというコンセプトにはぴったりのポケモン

 

ナットレイ@食べ残し

鉄の棘 181(252)-114-167(4)-×-168(252)-40

ジャイロボール 宿木の種 ステルスロック 守る

 

 ステロ撒き。なんなら数サイクル目にはウーラオスに投げて鉄の棘触らせに行くのも面白そう。

 

カプ・レヒレ@拘りスカーフ

ミストメイカー 145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)

波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック

 

 スカトリ持ちのレヒレのテンプレ。このポケモンにはここぞというときにひっそりと活躍する必殺仕事人のイメージがある。

 

 

結果・感想

 9勝6敗という結果になりました。序盤負け越したのが痛い結果になりましたが、逆に言うと構築を把握してからは勝てるようになったということでもあるので、比較的いい構築が組めたのではなかろうかと思っています。サイクル戦をがっつりして勝ったような試合もあったり、TOD展開もあったりして、お腹いっぱいの大会になりました。剣盾で恐らく最後の仲間大会でこの結果というのは、自分の今の実力をそのまま反映しているような気がします。更なる進化をして、厳密なプレイング力を身につけたいと強く感じました。

 

 

11/11 ガラル・オブ・フィナーレ予選大会

 シロアリです。今回は、しゅんさん(@shun_no_account)さん主催の、ポケサー員(のうち、実機を未だに続けていて冠シングルへのモチベが高い者)が一堂に会する大会、ガラル・オブ・フィナーレの予選である仲間大会に参加してきました。

ルール

 ・シリーズ9シングル

考察経緯

 冠シングルは経験がない(当時受験生だったのでランクマをしていなかった←偉い!)ので、構築記事を読んでとりあえず対面性能の高いポケモンで固めることにした。細かく意図ある調整を施すのは時間的に厳しいと考えて、全てのポケモンを極振りの調整で扱えるような構築を目指そうと考えた。

 行動保証が対面構築においては欠かせないと考え、ミミッキュと襷枠を採用することにした。襷枠には広く選出できること、ある程度の素早さがあることが必須なので、毒突き持ちで範囲を広く取れる悪ウーラオスを襷枠として採用することにした。

 対面構築を脳死で使ってしまう僕は襷を削るステロが目の敵だと思っているので、ダイマエースとしてカバルドンをワンパンできる珠カミツルギ、タイプ上有利で起点にできるラムギャラドスを採用した。

 流石にサンダーが重いかなと考えたので、一般にサンダーに強いと言われているらしいポリゴン2、電気の一貫を切れるラグラージを採用した。

個別解説

ラグラージ@食べ残し

激流 207(252)-130-156(252)-×-111(4)-80

地震 クイックターン 欠伸 ステルスロック

 

ギャラドス@ラムの実

自信過剰 171(4)-177(252)-99-×-120-146(252)

滝登り 飛び跳ねる 地震 竜の舞

 

ミミッキュ@呪いのお札

化けの皮 131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

ゴーストダイブ 戯れ付く 影討ち 剣の舞

 

ポリゴン2@進化の輝石

ダウンロード 192(252)-×-156(252)-125-116(4)-80

冷凍ビーム 放電 イカサマ 自己再生

 

悪ウーラオス@気合の襷

不可視の拳 175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

暗黒強打 インファイト 毒突き 不意打ち

 

カミツルギ@命の珠

ビーストブースト 135(4)-233(252)-151-×-51-177(252)

スマートホーン リーフブレード 燕返し ハサミギロチン

 

 

結果・感想

 6勝9敗、負け越しました…。勝った試合も偶発的に噛み合いが良かったという感触しか得られなかったので、久々にすごく敗北感を得た大会でした。自分で使っていても詰め込み構築という印象しかなかったので、やっぱり自分の考えた構築を使おうと決意を新たに明日のポ21タ杯には臨もうと思います。まだ構築はほとんど決まってないけど、今の時点でドサイドンを使うことは確定しています。きっと剣盾最後の仲間大会、頑張るぞ〜!!!!

 

11/5 ガラルエンディング(ポ1企画) 

 こんにちは、シロアリです。最近は冠ルールに無限に頭を悩ませています。何か良い構築が降ってこないものか…。受験期だけどもう少し潜るべきだったか?

 今回は、ポ1企画の仲間大会、ガラルエンディングに参加してきました。すごく楽しかったですが、なんか寝るのが朝七時だったのは反省。

 

 

ルール

 ・シリーズ9シングル

 ・ガラル初出のポケモン(リージョンフォーム含む)のみ使用可能

 

考察経緯

 せっかくのお祭り大会ということで、好きなポケモンを使いたかったが、あまり個人的に思い入れのあるポケモンはいなかったので、好きな技である毒菱を使うことにした。

 毒菱を使うことができる上の三体(進化前除く)のうち、最も行動できる可能性が高いメンタルハーブ持ちのデスバーンを構築の一体目に採用した。悪戯心持ちのまもみが要員として毒ダメージを稼ぎ、自分がエースにもなれるビルドアップオーロンゲを採用した。

 環境を考えるとエスバやゴリラ、化石竜などが恐らく強く、ビルドアップオーロンゲが普通に刺さっているように感じた。そこでオーロンゲのための壁貼り役として光の粘土レジエレキを採用した。ボルトチェンジ、両壁に加えたラスト1枠のウエポンを考える際に、再展開の時にEFライジングボルトができると嬉しいし構築として美しいかなと考え、ダイマエースのパッチラゴンを採用した。

 補完枠として、デスバーンの毒菱が読まれると弱いと考え、トリルエース偽装も可能で、対面駒としても普通に強いイバンヨクバリスを採用した。ラスト1枠非常に迷ったが、どうしても水ウーラオスを選出されたくなかったのと、襷枠が余っていたことから、ゴリランダーを採用した。

 

個別解説

デスバーン@メンタルハーブ

彷徨う魂 165(252)-×-175(76)-63-162(180)-50

毒菱 トリル 呪い ナイトヘッド

 HB-A252悪ウーラオスの暗黒強打14/16耐え HD-C252Gファイヤーのダイアーク確定耐え

 起点作成要員。毒菱と呪いによって、オーロンゲのみがまもの価値が高まる。二連挑発意識のナイトヘッド採用。

 

オーロンゲ@食べ残し

悪戯心 193(180)-142(12)-118(180)-×-111(126)-82(12)

ビルドアップ 身代わり 守る ソウルクラッシュ

 H-16n+1調整:食べ残し4回で身代わり1回分を満たしつつ食べ残しの価値を最大化 S-無振りオーロンゲ抜き抜き 

 なんか詳しい調整意図はあったが忘れた。ウェポンはウーラオスやGファイヤーの遂行速度を高めつつ、無効にされないソウルクラッシュ。前日に「おしゃべり」でビルドアップオーロンゲの話があったのでちょっとメタられてそうで怖い。

 

レジエレキ@光の粘土

トランジスタ 158(20)-×-78(60)-167(252)-78(60)-235(116)

ライジングボルト ボルトチェンジ 光の壁 リフレクター

 S-+1最速ガラルファイヤー抜き HBD-なんかH:B:D=2:1:1が最硬みたいだからそれに近く調整

 ダイマエースになっても強い壁貼り担当。以上。

 

ヨクバリス@イバンの実

頬袋 224(228)-161(252)-115-×-99(28)-40

堪える のしかかり 怒りの前歯 泥棒

 レジエレキのボルトチェンジの引き先。イバン泥棒をしてみたい。

 

ゴリランダー@気合の襷

グラスメイカー 175-194(252)-111(4)-×-90-137(252)

グラススライダー ドラムアタック 叩き落とす 蜻蛉返り

 強そうだから採用。強いかは分からない。

 

パッチラゴン@命の珠

張り切り 165-152(252)-111(4)-×-90-139(252)

電撃嘴 逆鱗 燕返し 挑発

 ダイマエース。地面枠で強いのがいなさそうなので刺さりは良さそう。

 

使用PT

基本選出

@1

裏選出

+(or)+

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の対戦

1戦目 こりんさん 

 VS 

 並びだけ見て水統一かと思い上の選出。悪ウーラオスで若干びっくりしたが申し訳なさの残るレベルで圧勝。勝ち 1-0

2戦目 サマンサさん

 VS  

 初手オーロンゲで出し勝ちだと思ったが、パワーウィップが5割以上入ってびっくり。アタッカーオーロンゲだった。こっちのオーロンゲで起点にしようと試みたが押し切られて敗北。レジエレキから入るべきだった。負け 1-1

3戦目 ジ-ya-ムさん

 VS  

 デスバーンオーロンゲでレジエレキを倒し、水ウーラオスダイマさせ、パッチラゴンのダイジェットの起点にする所までうまくいったが、スカーフパッチラゴンとの同速対決に負け。悲しい。負け 1-2

4戦目 ガラシさん

 VS  

 基本選出が刺さって勝ち。というかパッチラゴンが強かった。ダイウォールできるのが偉く、定数ダメージを稼いで勝ち切った。勝ち 2-2

5戦目 サンドさん

 VS  

 お互いの初手が落ちた後、サイクルでアーマーガアを落とせたのでオーロンゲで詰めて勝ち。鉢巻悪オーラぐるまでデスバーンが飛んだ時はびっくりした。勝ち 3-2

6戦目 とうふさん

 VS 

 ボルトチェンジでヨクバリスに繋いだ後、びっくりダイアークでドラパルト撃破。イバンダイアタックで飛行タイプのエースバーンを能力変化なしで場に残すことが出来たのでホクホクでいたら、僕のレジエレキがスカーフウーラオスより遅くて合掌。負け 3-3

7戦目 おれんじさん

 VS 

 ガラルマタドガス重すぎて詰んだ。負け 3-4

8戦目 イヌイットさん

 VS 

 電気の一貫がパーティ通してえぐかったので、電気枠二体も採用してごめんと思いながらパッチラゴンをダイマさせた。勝ち 4-4

9戦目 からすまるさん

 VS 

 微妙なプレミでオーロンゲに麻痺が入ってしまい、辛い展開だった。丁寧なプレイングをできていないことを実感した。負け 4-5

10戦目 ちからさん

 VS 

 僕のよわよわ調整レジエレキは当然スカーフヒヒダルマも抜けていないので、氷柱落とし外しを祈りながら3縦を喰らった。負け 4-6

11戦目 こりんさん(再戦)

 VS 

 初手ぐらいは変えようと思ってゴリランダーを投げてみた。こりんさんのダイマ技以外の技を初手の冷凍ビームしか見れていない。構築相性良すぎてごめんなさい。勝ち 5-6

12戦目 サンドさん(再戦)

 VS (水か悪かメモ忘れ)

 オーロンゲを呪殺、タイレーツを毒殺して勝ち。再戦で折角違うポケモンを見せてくれたのに、全く同じ選出してごめんなさい。ともかく五分まで勝率を戻せて良かった。勝ち 6-6

13戦目 ぷっぷさん

 VS 

 イオルブ始動のマホイップにバトンする積ませパだったので、毒菱がぶっ刺さった。巨大団円とドレインキッスで回復を試みる健気なマホイップを毒と呪いで身代わり人形にしか攻撃させずに倒すのはとても爽快だった。毒菱楽しい!勝ち 7-6

14戦目 アスタチンさん

 VS 

 デスバーンが毒菱と呪いをしっかりGファイヤー対面で実行したところ、Gファイヤーがダイマせずにデスバーンを落としてきた(怯み狙い?)ので、パッチラゴンを投げた。後出しサダイジャ読みでしっかりダイジェットを押して読み勝ったものの、サダイジャが意外と硬くて不安な気持ちになったが、毒ダメとダイドラグーンでしっかり落とせたのでほっとした。ウーラオスの襷カウンターで相打ちの後の盤面、Gファイヤー(DMあり)VSオーロンゲ(DMなし)では割と絶望的に思えたが、アスタチンさんが暴風のPPを増やしていなかったことや、3回中1回外してくれたことで、薄氷の勝利を得ることが出来た。本当に激戦だったのを、この文章量が物語っていると思う。勝ち 8-6

15戦目 goodloserさん

 VS 

 3戦連続で1500後半の高レートを持つ人を引いて若干緊張した。悪ウーラオスがレジエレキの上から暗黒強打を売ってきてダイマレジエレキ(HP6割弱)がぶっ飛んだので白目。こういうことがあるのでこれからはウーラオスは170族だと思おう。まだ勝ちは十分あるような盤面だったが、相手のウーラオスが偉く、ダイスチルを持っていたので負け。負け 8-7

16戦目 優機物さん

 VS 

 なんか指を振ってきたが(失礼)、ダイマする必要もなく勝ち。数戦超重い試合をこなした後に遊び心が感じられる構築と当たって、なんかほっこりした。勝ち 9-7

17戦目 Justistさん

 VS 

 毒菱も呪いも理想的に撒けて勝利。初手Gファイヤーは重いかと思っていたが、あまりそうではなく、むしろダイマを吐いてくれることが多くて自分の裏のダイマエース(毒菱で起点作成済)が安全に通せる展開が多くて不利にならないことを感じた。ここまでGファイヤーのダイマ技は棺桶か人形しか受けていない。むしろ、ここまでずっと勝てているので展開微有利かも。勝ち 10-7

18戦目 ユーカリさん

 VS 

 氷統一で遊び心があるなあ……。と思っていたら、ブリザポスに貫かれた。意外とビルドアップは丁寧に起点を作らないと積めないということを実感した。負け 10-8

19戦目 とうふさん(再戦)

 VS 

 ドラパルトが物理、ウーラオスが悪だったので、オーロンゲで積めると考えたため基本選出。初手ウッドハンマーでデスバーンがぶっ飛んだが、そこを起点にパッチラゴンで荒らし、オーロンゲで詰め切って勝利。文字に起こすとシンプルな試合だが、選出にめちゃくちゃ迷った結果不利展開でも勝てる選出をできて良かった。勝ち 11-8 

 

結果・感想

 お祭り感覚で楽しい構築もあって、良い大会でした。レジエレキがスカーフウーラオスを抜いていれば勝てた(かもしれない)展開の試合があったり、ゴリランダーを露ほども活躍させることができなかったりしたので、もうちょっと構築に改善の余地はあったように思います。

 ポサリンピック参戦時に比べ、知ってる人が比較的増えたので、「仲間」大会感がより強く楽しい大会でした。数人当たりたかったけど当たれなかった人がいたものの、アスタチンさんと良い勝負をしたり、とうふさんにリベンジできたり、熱い展開もいっぱいありました。

 こういう大会には今後も精力的に参加していきたいです。寝坊しないように気をつけないと。

 

【剣盾S35使用構築】初心者式初手ダイマ【最終622位/1803】

 SV発売を目前にして剣盾へのモチベーションが異常に高くなっているシロアリです。今回、剣盾の最終シーズンであるシーズン35にて、ある種の結実ともいえる成果を上げることができたので、構築記事という形にして自分を褒めていきたいと思います。

使用PT

 

コンセプト

 ・テンポをとって上から殴り勝つ

 ・あまり選出で迷わない構築にする

考察経緯

 練度の問題で、サイクル構築を練り上げられる自信がなかったため、対面構築を組むことを考えていた。最強ポケモンのザシアンと襷枠、ダイマ枠の三体選出が環境上1番パワーのある対面構築だと考えた。HSザシアンを使えという天啓が降ってきたため、陽気の耐久振りザシアンを構築の1体目に採用した。

 マーシャドーを持っていないという単純な理由から、襷枠には黒バドレックスを採用した。

 この二体は物理イベルタルに壊滅させられてしまうので、環境に多い特化珠の物理イベルに対面殴り勝て、後続として出てきた場合にも大きな削りを入れられる岩雪崩持ちの最速珠イベルタルダイマエースとして採用した。

 

〜ここから迷走〜

 当初は、チョッキカイオーガ、弱点保険ルギア、達人の帯アイアントを使用していた。三体ともダイマエースとして優秀だが、グラードンディアルガ、ジガルデの初手麻痺展開が辛く、ステロまで撒かれてしまうと黒バドやマーシャドーで全抜きされてしまうことが多かったのがネックだった。

 アイアントの代わりにラムエースバーンを採用した構築で中盤は潜っていた。ナックル→ジェットでAS襷ジガルデを飛ばせ、ナックルナックルでヨプディアルガを突破できることが気持ちよくて長い期間この構築を使っていたが、ディアルガが初手ダイマだった場合やカイオーガ初手だった場合に出オチする試合が多数あった上、初手置きのジガルデにも耐久振りが見られるようになってきたため、最終日には構築を変更することにした。

 最終日前日、先ほど挙げた初手の麻痺撒きを誘い殺すことができたら強いのではないかと考え、珠ディアルガにも打ち合え、カイオーガにも弱くないパルキアをラムの実で採用することにした。ルギアはステロ呼びに構築に残すとしても、カイオーガと共存させる必要はないと考え、ザシバドが呼ぶメタモンマーシャドーに強いゴツメHBランドロスを採用してランクマをした。

 最終日、ザシバドメタモンに対する@2の選出パターンを学校で考えていた。どのパターンでも運要素が絡み、これでは勝率を保つことは難しいと考え、ランドロスの枠を変更することにした。詳しいことは個別解説に書くが、グラードンを採用することにし、これで最終の並びを確定した。

 

 

個別解説

ザシアン@朽ちた剣

不撓の剣 199(252)-190-135-×-153(140)-201(116)

巨獣斬 戯れ付く 噛み砕く 電光石火

 HD-珠特化イベルタルのダイバーン15/16耐え S-最速130族抜き

 

 選出率1位の最強の犬。相手の切り返しダイマのストッパーであり、非ダイマ対面駒一体目。Aは無振りだが大して火力不足感は無かった。ナットレイが選出されることがほぼなく、抜きエースのような役割は期待してなかったため、技構成はこれで良かったように感じる。抜かれたらほぼ最速ザシアンだと思い、「Sラインを上げたとしても同速負けしてたしな」と考えて精神衛生を保っていた。実際、最終日はザシアンに抜かれている試合が1試合しかなかったので、ほぼ環境最速のザシアンだったと思う。ルナアーラにイージーウィンしたり、ラス1残飯ルギアのBを下げて無理やり突破したり、噛み砕くのおかげで拾えた試合も数戦あった。

 

バドレックス@気合の襷

人馬一体 175-×-100-217(252)-121(4)-222(252)

アストラルビット サイコショック マッドショット 鬼火

 

 普通のバドレックス。正直アスビとマドショ以外打たなかったが、どうしてもダイマを切らなければいけなかった場合にダイホロウとシナジーのあるサイコショックとザシアンと合わせて物理イベルを見れる鬼火を採用した。怖い顔や悪巧みを入れても良かったかもしれない。恐らく選出率は2位。たまに初手投げした。

 

イベルタル@命の珠

ダークオーラ 201-183(252)-116(4)-×-118-166(252)

鬱憤晴らし 空を飛ぶ 岩雪崩 鋼の翼

 

 最速最強のダイマイベルタル。物理で採用した理由はミラーやカイオーガに強く出られるようにするため。ジェット+ロック+石火でほとんどのイベルタルは倒せる。破壊力が凄まじく、初手に出し勝った試合はほぼ勝つことができた。悪技はザシアンやゼクロムに強いイカサマが良かったかもしれない。3試合ぐらい非ダイマで選出した。

 

パルキア@ラムの実

プレッシャー 165-×-121(4)-202(252)-140-167(252)

亜空切断 ハイドロポンプ 大地の力 破壊光線

 

 今期のMVP。初手のジガルデ、ディアルガグラードンを無傷で突破して何度もイージーウィンを拾った。ディアルガが初手ダイマだった場合も相打ち以上にでき、高い素早さから2体目にも大きな負荷を与えられる。そのほかにも、雨ドロポンがルギアに半分以上入ることから後出しルギアを読んで倒したり、コスパダイナを亜空切断で粉砕したりと獅子奮迅の大活躍だった。最終戦では、ランドイベルネクロをすごく気持ちよく3縦してくれた。相手のザシアンが戯れを切っていることが多かったのもあって、個人的には初手ダイマカイオーガより環境に刺さっているように感じた。

 

ルギア@弱点保険

マルチスケイル 182(4)-×-150-142(252)-174-178(252)

エアスラッシュ 大地の力 瞑想 自己再生

 

 ほぼ見せポケで、選出率は最下位だが、出した試合はちゃんと活躍した。

 

グラードン@イバンの実

日照り 196(164)-170-160-×-134(188)-143(156)

地震 地均し シャドークロー 堪える

 HB-特化ザシアンの巨獣斬+電光石火確定耐え

 HD-無補正C252黒バドレックスの+1アスビ確定耐え S-地均し後最速マーシャドー抜き

 

 非ダイマの詰め駒。ザシアンマーシャドーゼクロムに強く、バドやザシアンのサポートもできる。スカーフオーガのSを下げて勝ちを拾う試合もあって、想定通りの活躍をしてくれた。調整は帰り道にダメ計を回して作った即席のものだったので、もっといい調整があったかもしれない。Sを150まで伸ばしたら黒バド抜けるし。ベストシーンは何か剣舞積んできたザシアンを地均し地震で突破した後マーシャドーも倒して2縦したシーン。自分が考えた調整のポケモンが活躍すると嬉しい。

 

基本選出

(oror)+(oror)×2

これだけ!

起点作成役の選出が濃厚だったらパルキア優先、ホウオウナットはイベルタル優先。

マーシャドー入りにはグラードン投げたい。

ネクロ入りの場合、初手ザシアンを投げて釣って展開するのが強かったりする。

 

結果・感想

 最終622位&初の最終1800オーバーでした!剣盾最後のシーズンに芳しい結果を残すことができて嬉しいです。勝手にですが、いわゆる「対戦勢」に一歩足を踏み入れることができたように感じています。SVになって人口は増えるでしょうが、新作でもランクマッチは最終三桁を目指してのんびり頑張っていこうと思います。

 目下の課題は構築作りです。11月中に作らなければいけない構築が少なくとも5つ……。報告に足る構築を作れるように努力します!

 

 対戦相手の皆さん、これを読みにきてくれた方々、最終日に応援してくれた人、全員への感謝をもってこの構築紹介は締めさせて頂きます。ありがとうございました。

 

10/19 ハトリーグオンライン(タイプ統一ダブル)

 

 SV発売まで1ヶ月を切っても剣盾への熱が冷めないシロアリです。ランクマの構築が思いつかなくて焦りを覚えたまま今日も仲間大会に参加しようと思います。今回参加するのは、ムラサキ様(https://twitter.com/HATO_League)主催のハトリーグオンライン・タイプ統一ダブルです。

大会詳細

 ・10/19 21:00~22:59

 ・バトルタワールールダブル(禁伝幻禁止)

 ・タイプ統一(ボックス内タイプ参照)

考察過程

 当然のようにノーマルタイプを使おうと考えた。

 

 ダブルバトルであることにより、より一層「受ける」といった行動が難しくなっているので、「高火力で上から殴る」ことが最も太い勝ち筋になる。ノーマルタイプには高速アタッカーが少なく、天候操作にも乏しいことから、トリックルームをベースとした構築を組もうと考えた。メジャーなトリル要員にはポリゴン2やヤレユータンが存在するが、サイドチェンジの強みが全くないことから、ポリゴン2の採用に足る理由を思いつかなかったため、ヤレユータンから構築を組み始めた。

 

 トリルエースとして、強力な全体技を複数持ち、トリルとの相性も充分良いジジーロン、腹太鼓を積むことで強力なダイマエースになることができるカビゴンを採用した。ヨクバリスはダイアタックのトリルとの噛み合わせが悪いと思い不採用にした。

 

 比較的安全にトリルを張るために、この指止まれを覚えるイエッサンを採用した。カビゴンが安全に積む起点にもなりたいがプレイングが難しそう。

 

 以上を基本選出としたいが、コータスリザードンの晴れパや悪統一には初手から不利展開を強いられてしまうことから、リザードンの上からダイロックを撃てるケンタロスを、ケンタロス展開をサポートするケンホロウと共に採用することにした。

 

使用PT

ヤレユータン

ヤレユータン@ナモの実

テレパシー 197(252)-×-145(252)-110-131(4)-65

ワイドフォース イカサマ 采配 トリックルーム

 

 トリル始動要員。オボンの実と迷ったが、一撃で倒されるのを回避するための悪半減実。テレパシーはケンタロスカビゴンに安心して地震を採用できるようにするため。

 

カビゴン

カビゴン@マゴの実

食いしん坊 266(244)-132(12)-128(252)-×-130-50

空元気 地震 炎のパンチ 腹太鼓

 

 普通のHB腹太鼓カビゴン。ノーマル技に加え、全体攻撃の地震、トリパだと重そうなナットレイに対してせめてもの対抗としての炎のパンチで3ウェポン採用。ダイマ前提だからギガインパクトでもいいかも。

 

ジジーロン

ジジーロン@喉スプレー

逆上 184(244)-×-106(12)-205(252)-111-36 ※S0個体

ハイパーボイス バークアウト 流星群 守る

 

 喉を労ってほしいおじいちゃん龍。采配を振るってもらって高級怪電波とか撃って欲しいポケモン。実数値を打ち込むときに思っていたより特攻が高くてびっくりした。176ぐらいの予定だった。

 

イエッサン

イエッサン♀@サイコシード

サイコメーカー 177(252)-×-128(252)-115-126(4)-105

ワイドフォース この指止まれ 手助け 守る

 

 ダブルバトルでの呼び声高いイエッサン♀。追い風展開で出してもいいようにと思ってS個体値Vの無振りにしたが、ワイドフォース打つ展開が少ないことを考えるとトリル時の性能のためにSを落としても良かったかもしれない。

 

ケンタロス

ケンタロス@ラムの実

怒りの壺 151(4)-152(252)-115-×-90-178(252)

のしかかり 地震 岩雪崩 守る

 

 ノーマルタイプ随一の素早さを持つケンタロスダイマエースとして採用。タイプ一致でダイアタックにもなるのしかかり、全体攻撃の岩雪崩、地震の3ウェポン。岩雪崩と地震で補完が取れ、最悪怯みチャンスを狙えるのも嬉しい。ダイウォール媒体は無難に守るにした。

 

ケンホロウ

ケンホロウ@鋭い爪

強運 187(252)-108-101(4)-85-117(252)-113 ※A0個体

辻斬り 追い風 挑発 フェザーダンス

 

 長生きして欲しいので耐久特化。スカーフロトムに厚めの特防振りにしたので、願わくば追い風→怒りの壺起動まで生きて欲しい。@2は全体攻撃の熱風を採用しようと考えていたが、タスキ潰しなら辻斬りの方が強いし、火傷狙いならフェザーダンスの方が安定するということでこのような技構成になった。

 

 

選出

 完成した構築がこちら。

なんかもうちょっと上手くパーティの形をまとめられたと思う。

 

 選出パターンは主に以下の通り。

①基本選出

 

 基本選出。トリルを張ってカビゴンの腹太鼓ダイマで破壊するのが理想的な展開。

②対炎、悪、虫

 @2

 コタリザか無超複合に抜群をとってくる場合、またはケンタロスが超絶刺さっている場合の選出。ケンタロスのHPを大事にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の対戦

1 霊● シンプルに押し負け

  VS 

2 炎○ ケンタロスがずっとワンパンする

  VS 

3 無● ノーマル統一ミラー負け!ベロベルトが硬くて火力あった

  VS  

4 炎○ やっぱり炎統一にはケンタロスが強い

  VS 

5 飛● ケンホロウが落とされ攻撃が上がらず、テッカグヤに詰まされて負け

  VS 

6 鋼● 最後の最後の守る択に負けた

  VS 

7 悪○ ケンタロス展開できれば勝てるな…

  VS 

8 超● 眼鏡フーディンにボコボコにされる

  VS 

9 水○ 上手くトリル展開できてジジーロンが大活躍

  VS 

10 霊●(再戦) 1試合目に同じ

  VS 

11 炎● 最後の最後に催眠術→最長眠りで捲られる

  VS 

12 岩● ケンホロウが怯んで負け

  VS 

13 氷● ちゃんとケンホロウ集中砲火を喰らって負け

  VS 

 

結果・感想

 4勝9敗というどうしようもない結果に!

 

 敗因は、ケンタロスカビゴンもそれぞれがエースとして自立できていない点。3戦目の相手の方のベロベルトは、手助けをもらう場面はあったものの、基本的には単体として火力を出し大活躍していた。一方のこちらはというと、ケンホロウヤレユータンが集中砲火で倒された時に何もできないのがあまりにも欠陥として目立つ構築だった。ギミックは取り入れる程度にして、裏選出はスタンパのような組み方をした方が汎用的で強いかもしれない。両面ギミックは厳しい…?

 

 SV発売までに何とかノーマル統一で結果を残したい!"最終"順位三桁を目指してランクマも潜るぞ!!!!

 

 

10/15 格闘1on1

 

 最近は課題に追われてポケモンにあまり時間が取れないシロアリです。課題に目処がついて時間が取れたため、所属するポケサー「ぽけっち」の部内戦である「格闘1on1」に参加してきました。仲間大会記録というブログの趣旨からは外れますが、頑張って考察したので、振り返りの意味も込めて考察過程を書いていこうと思います。

大会詳細

 ・10/15 21:00~

 ・ノーマルルールシングル

 ・バトルチームは1体のみ、格闘タイプのポケモンのみ参加可能

 ・禁止伝説、幻ポケモンの使用禁止

考察過程

 1on1ルールとしては珍しめのダイマありルールであることから、ダイマ適性のあるポケモンを使用するのが好ましく、ダイアタック・ダイジェットといったすばやさ操作技がより強力になる。また、物理・特殊が偏った環境になりがちなので、その環境を読みつつ両対応できるようなポケモンを育成することが重要になる。

 

 格闘タイプでは基本的に攻撃種族値が特攻種族値よりも高いこと、またタイプ一致技が攻撃アップのダイナックルであることから、物理環境になると予想をした。その上で、特殊採用が考えられるコバルオンバシャーモにも最低限対応できるようなポケモンを育成する必要がある。(ただし、優先度は低め)

 

 さらに、ダイジェットが格闘タイプに抜群で入ることから、持ち物では弱点保険やバコウの実、ポケモンではタイプ一致のダイジェッターであるガラルサンダーやルチャブルの価値が上がる。この時点で、僕は

 タイプ一致ダイジェット、軽業による素早さ操作

 タイプ一致ダイジェット、負けん気(=ダイアタック耐性)

 加速によるすばやさレースの優位性、両刀採用可能、カウンター

 種族値が高く撃ち合いに強い(正義)、カウンター

 ダイジェット耐性、ダイロックの通りが上3体に良い

 タイプ一致ダイサイコ、催眠術

 

あたりが環境入りするのではないかと考えた。特に、上二体には対策が必須であるとして、それらに勝てるポケモンを探した。

 

採用個体

ルチャブル@アッキの実

軽業 184(244)-126(108)-96(4)-×-88(36)-168(116)

ブレイブバード アイアンへッド 羽休め フェザーダンス

※なぜか理想個体より先に色違いが出たので色違い個体を採用。

 

調整意図

 防御方面:無補正a252ルチャブルの珠ダイジェット耐え(ダイマ時)

 特防方面:無補正c252バシャーモの+2ダイバーン耐え(ダイマ時)

 素早さ:最速ガラルサンダー抜き

 余り攻撃

 

フローチャート

VS 

ウォールスチルウォール→ブレイブバード (珠想定)

ウォールスチルウォール→フェザーダンス、羽休め等→ブレイブバード (弱点保険、各種木の実想定)

VS

ウォールスチルウォール→(羽休め)→ブレイブバード

VS

ジェット連打(特殊かつウォール入りは負け濃厚)

VS

ウォールスチルウォール→ブレイブバード

VS

ウォールジェットウォール→上手く詰ませる

VS

スチルウォールスチル→上手く詰ませる

 

以上のように大体ダイマを枯らしてフェザーダンス+羽休めで詰ませるのが基本プラン。コバルオンや特殊バシャは切るルートを取ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の対戦

①:MiMiCAさん 負け

 スチルのダメージから耐久振りは読めたが、プラン通りの攻撃が耐えられて負け。羽休めを挟んで反動を稼げば良かったと猛省。

②:ニフトネさん 負け

 ダイマ、初手ウォール(撃ち合い)で上をとっていたので、「耐久振りの弱保かな?」とプラン通りのスチルを選択したところ、上からダイジェットを撃たれたことで同速が判明。さらにスチルで相手のアッキが発動。同速&アッキミラー…(2手目ジェットが正解)

 (フェアリー1on1優勝の強者のイメージが強かったので、同じ型で少し嬉しかった)

③:みやび君 勝ち

 二手目にスチルを撃たれたので、三手目でもスチルを選択。体力に余裕があったことからアイへ→羽連打をしていたら降参が貰えた。

④:あめさん 勝ち

 プラン通りダイマを枯らした後、相手の二手目がスチルだったことからフェザーダンスを選択。身代わり持ちのチイラだったが、無事に(急所に怯えながら)勝利。

⑤:アローさん 負け

 ジェットでちょっかいだけかけて降参。

⑥:だいきさん 勝ち

 ダイマ順でスカーフが確定したので、ウォールジェットウォールブレバで勝ち。

⑦:ユニ君 負け

 ウォールから入ってきたので物理お祈りゲームをしたが、アッキが発動せず負けを確信。うっかりやCSの両刀だったらしい。とても考察が刺さっていて凄い。

⑧:こげぱんさん 負け

 プラン通りの動きをしたが、ダイサイコが飛んできてかなり削られる。「水流連打なし読み羽休め」or「急所に賭けてブレバ」の択だったが、後者を選択し、急所に当てられなくて普通に負け。最後に思念を撃ってきたのでもしやと思ったが、水流連打を切っていたらしい。結果論だが急所頼りをするぐらいなら自分の型の強さを信じてみた方が良かったかもしれない。

 

結果・感想

 3-5で無念の負け越し…。ぽけっちの面々はガチで強かった。結果として優勝したのはこげぱんさんだったが、勇敢ウーラオスとかいう奇形はどうやったら生み出せるのだろうか。もっと考察を深めて、次回は勝ち越したい!!!

 

 

 

10/8 こげぱんカップ13 パルデア内定ダイマなしダブル

 

 こんにちは、シロアリです。今回参加した仲間大会は、ぽけっち所属の先輩であるこげぱんさん(https://twitter.com/kogepannachan)が主催したこげぱんカップ13PaldeaOnlyです。あまりダブルバトルには触れた経験がなく、ダブルの仲間大会への参加は2度しか経験がありませんが、折角の機会に0から構築を組もうと奮闘したので考察を書き残します。

 

 

大会詳細

 ・10/8 21:00~23:59

 ・シリーズ10(ダイマなし)ダブル

 ・10/8時点でパルデア地方に内定しているポケモンのみが参加可能

  (フォルムチェンジやリージョンフォームも含む)

 

構築経緯

 

 上記のポケモンのうち、剣盾で使用可能なポケモンのみが参加できる。

 ・600族が多数内定していること

 ・威嚇枠のギャラドス、ウィンディ、ワルビアル

 ・ペリッパー+カジリガメorゴルダックの雨、コータスリーフィアの晴れ

などが対策必須であると感じた。(逆にいうと、ダブルでそれ以外に何を対策すべきかわからなかった)また、どうやらアマージョが強いらしいということがTwitterで何となく分かった。

 

 また、構築を組む際の指針として、練度が求められるスタンパは初心者の自分には扱いづらいことから、ギミックパに頼ろうと考えた。強い勝ち筋を作ることで、構築の動かし方がわかりやすいのが大きなメリットになる。

 

 事実、これは余談になるが、過去、ダブルの仲間大会では、

  1度目の構築:コータス+弱点保険ラフレシア+氷の礫ジメレオン

  2度目の構築:脱出ボタンすりかえ+スカーフ最速シャンデラの熱風

のようなギミックパを使用した。ギミックが刺さると嬉しいというのも採用理由の一つ。

 

 そこで、最も強そうに見えた雨パを使用することにした。ゴルダックよりも単純にパワーがあると考えて雨エースにはカジリガメを採用することにした。

 

 雨パの弱点を考えたとき、ポケモン単位ではロトムアマージョジバコイルなどが挙げられ、相手をしていて面倒くさい構築としては威嚇の受け回し、雨パミラー、トリルなどがあると考えたので、それらに強い枠を探したところ、天邪鬼かつ電気、草の一貫を切れるラランテスが適任ではないかと考えた。

 

 ラランテスは物理に対して居座り性能の高いポケモンであるので、特殊に対しても居座り性能を高めようと、光の壁を持ったライチュウを採用することにした。雨パと相性が良く、かつ雨パに強いのも嬉しい点で、基本選出の@1としては最高のポケモンなんじゃないかと、思いついた時は自分を天才かと勘違いした。

 

 どうしても雨パが選出できない時の選出を考えようとしたが、その時でもラランテスライチュウは選出しないといけないので、ラランテス絶対介護を軸に@2を考えることにした。無難に悪戯心が強そうなヤミラミ、未だD方面が不安なラランテスをサポートする金属音採用のドータクンを採用した。

 

 この6匹を決めたところで、ラランテスを絶対に選出することになってしまったため、(自業自得)それを念頭に技構成や調整を決定した。以下、使用個体の解説。

 

ラランテス

ラランテス@バコウの実

天邪鬼 176(244)-170(236)-112(12)-×-112(12)-66(4)

馬鹿力 リーフブレード 辻斬り 光合成

 

 光合成で耐久性能を重視したHAベースの調整。能力上昇がかなり起きやすいので、全ての実数値を偶数にした。メインウェポンの馬鹿力、リーフブレードに加え、鉄壁ドータクンやドラパルトの遂行速度を高める辻斬りをサブウェポンに採用した。ファイアローやぺリッパーに対する出オチが怖かったので、持ち物はバコウの実にした。

 

ペリッパー

ぺリッパー@ソクノの実

雨降らし 147(92)-×-120-160(244)-90-107(172)

暴風 熱湯 凍える風 追い風

 

 ドラパルトの10万ボルトを大体耐える(87.5%)ぐらいの耐久感を持ちながら、追い風下ドラパ抜きまで素早さを伸ばした。エースが物理偏重なので、特殊の火力枠としても活躍して欲しくて火力はほぼ特化させた。ぺリッパーぐらいは文献を漁っても良かったかもしれない。追い風を採用したのは、この構築を前のめりなものにするため。後述するドータクンにトリルを採用していないことなど含めて一貫する理由になるが、僕が上手くないので、上から殴るという雨パの特性を構築全体に一貫させないとちぐはぐになってしまう気がした。スイッチトリパなんて絶対に使えない。

 

カジリガメ

カジリガメ@命の珠

すいすい 169(28)-164(228)-110-×-88-138(252)

アクアブレイク 諸刃の頭突き 怖い顔 守る

 

 気持ちばかりの珠ダメ最小調整だけした普通のAS。馬鹿力、剣舞入りの3ウェポンがシングルだと主流だが、ダブルだと攻撃が集中することから剣舞を積めないこと、ダイマがないので格闘技の必要性が薄いことからこのような技構成にした。怖い顔は相手のエースの阻害だけでなく、ラランテスへのバフも行えることが評価できる。

 

ライチュウ

ライチュウ@気合いの襷

避雷針 167(252)-99-75-×-101(4)-178(252)

猫騙し ほっぺすりすり 光の壁 甘える

 

 完全サポート型のHS。他にも優秀な技を覚えるので、技構成にはとても悩んでいる。(手助け、エレキネットが候補)リフレクターでなく甘えるにするメリットは、倍率だけでなく、ラランテス剣舞にできる点もある。もう少しBが高ければ粘土とか各種木の実でも面白かったかも。

 

ドータクン

ドータクン@メンタルハーブ

浮遊 176(252)-155(252)-136-×-137(4)-53

地均し 岩雪崩 金属音 スピードスワップ

 

 先述した通りトリルのないドータクン。味方へのパスとかもできそうなスピスワの方がこの構築では噛み合いが良さそうに思えたが机上論。地均しはラランテスの素早さを2.25倍にでき、岩雪崩は怯みを狙え、金属音はラランテスにド忘れを覚えさせられる。メンタルハーブは諸説あるので、カシブやナモにしてもいい所だが、2つでも多いのに1パーティに半減実3つはなぁ…と考えてしまう。

 

ヤミラミ

ヤミラミ@オボンの実

悪戯心 157(252)-95-139(252)-×-86(4)-70

猫騙し 鬼火 イカサマ 先送り

 

 なんだかんだ悪戯心最強かなと思い採用。技構成は何が強いのかよく分からない。本当によく分からないので、使い方もよく分からない。もう少し大会まで時間があれば動画とかを探って使い方を調べたかった…

 

使用PT

全員からバフ技もデバフ技も飛んでいく構築。取り巻き次第でラランテスは高速移動も剣舞もド忘れも使える最強ポケモンになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果・感想

 8-8で最終1502でした!きっと先輩の大会なので強い人が集まったのでしょう…

 総評としては

 ・ラランテス割と活躍して良かった〜〜〜!!!

 ・ニンフィア環境だったのか!!!

 ・ボーマンダ抜け落ちてた…

 ・ヤミラミうまく使いこなせなかったから他のポケモンに変えても良かったかなあ

といった感じです。とにかく楽しい大会でした!一番面白かったのは、Rライチュウの素早さを奪ったドータクンが一生地均しをして無双していた時間です。他にも名場面としてはTwitterにあげた動画(剣舞ラランテス)みたいなシーンも多くありましたね。

 

 ボーマンダ入りにはほぼ負けました。ヤミラミは難しいしニンフィアに弱いし辛かった…。代案はGヤドキングとかかな??

 

 主催のこげぱんさんをはじめ、対戦相手の方々、Discordで一緒に楽しんでくれた友人にも多大なる感謝を!SVからはダブルも頑張っていきたい!!!!